障子を空けてみよ。世界は広いぞ。
by 豊田佐吉
あなたは、狭い部屋に閉じこもってはいませんか？
タイトルの言葉は、トヨタグループの創業者で実業家、発明家でもある豊田佐吉氏の言葉です。
世界はあなたが思っている以上に広いということを、わかりやすく表現した深いメッセージですね。
私たちはみな、人として毎日生きているわけですが、私たちの暮らしている世界、生きている世界というのは、限られた狭い空間の中であることに気付かされます。
世界には８０億人を超える人がいますが、私たちがこれまでに出会った人というのは、ごくごく限られた人間だけですよね。
毎日付き合っている人に限定すれば、家族や職場の人など、もっと少なくなってしまいます。
また、自分が知っている知識についても、私たちはごくごく限られた知識しか持ち合わせていません。
世界にはさまざまな学問や教育があるわけですが、私たちの知っている知識は、ほんのわずかしか持っていないわけです。
「自分は何でも知っている」とか「付き合いが広い」などと自慢している人がときどきいますが、それは誤解と言わざるを得ません。
人によって多少の差はあるかもしれませんが、私たちは限られた人間と知識だけで、この社会を生きているということになるわけです。
もしも、「自分の人生を変えたい」とか、「今の生活がつまらない」と感じているのでしたら、障子を空けてみてください。
つまり、新たな出会いや新たな知識を求めて、部屋を飛び出して、世界を見て、感じてみてください。
「世界はなんて広いんだろう」ということを、改めて思い起こさせてくれると同時に、あなた自身にも何か心の変化が生じてくるはずです。
人生はあなたが思うほど、長くはありません。
さああなたも、障子を空けて、新たな世界へ飛び出していきましょう。
SDGsは、２０３０年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動を始めることも、新たな世界への一歩と言えます。
SDGsの１７の目標には、さまざまな入口があり、あなたにとって関心のある行動も見つかるはずです。
それに、新たな人との出会いや、新たな知識を得ることも可能なのです。
１７の目標の中から、自分にできそうなこと、長続きできそうなことを見つけて、活動を始めてみてください。
何か新たな発見があるかもしれません。
私たちには無限の可能性があると同時に、やりたいと思うことは何でもできるはずです。
自分の可能性を信じて、新たな世界へ一歩、踏み出していきましょう。
前の記事