名言集

晴れた日と雨の日があって、一つの花が咲くように悲しみも苦しみもあって・・・。

晴れた日と雨の日があって、一つの花が咲くように悲しみも苦しみもあって、私が私になっていく。
by星野富弘

あなたは、晴れた日、雨の日、どんなふうに過ごしていますか?

見出しの言葉は、詩画作家 星野富弘氏の詩の一節です。
人生とは何かを深く考えさせられる言葉ですね。

人は誰でも、晴れた日は気分が良く、明るい気持ちになれますが、雨の日には空の色と同じく、どんよりとした沈んだ気分になってしまうものです。
また、生きていれば、楽しいことや喜ばしい出来事ばかりではなく、悲しいことや苦しいことに遭ってしまい、落ち込んだり気分がすぐれなくなってしまうこともあります。

しかし、よくよく考えてみてください。
もしも晴れの日ばかりが続いたらどうなるでしょうか。
雨が降らずに、ずっと晴天ばかりが続いていたら、植物は枯れてしまい、それによって動物も死んでしまい、私たち人間も生きてはいけないのです。
雨が降るからこそ、美しい自然が保たれるばかりでなく、生き物たちが元気に生きていけるわけです。

また、もしも楽しいことや喜ばしいことばかりが続いていても、人間は生きていけません。
なぜなら、苦しみや悲しみがあるからこそ、人間はそれを乗り越えようと努力をし、成長していけるのです。
悲喜こもごも、人生にいろんなことが起きるからこそ、人生の醍醐味を味わい、面白さが増してくるのです。

そういう意味では、人間も自然の一部であり、まるで天気が目まぐるしく変わるように、自然現象と同じような現象が、自分の身にも起きているというわけです。
一つの出来事に一喜一憂するのではなく、それが私の人生、生きるということなんだと認識し、悲しみや苦しみも乗り越えていきましょう。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動を続けていると、まるで天気が変わるように、良いことも悪いことも、うまくいくこともいかないこともあることと思います。

私たちも自然の一部として生きています。
うまくいく時もいかない時もあるのは、ごくごく当たり前の自然現象であり、たとえうまくいかない時があったとしても、落ち込んで沈み込む必要はありません。

やまない雨はないのです。いつか必ず雨はやみ、晴れ間が広がります。
私たちは、SDGsという困難な課題に挑戦しているのですから、そう簡単に目標達成が果たせるはずがありません。
諦めず、腐らずにゴールに向かって突き進んでいきましょう。

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