節約したお金は稼いだお金と同じくらい価値がある。
by デンマークのことわざ
あなたは、お金を稼ぐことばかりに目を向けていませんか?
タイトルの言葉は、デンマークに伝わることわざです。
お金を節約することは、稼ぐことと同じくらい価値があるのだと述べた深いメッセージですね。
私たち人は誰でも、お金持ちになりたい、裕福に暮らしたいと願うものですよね。
「お金なんか要らない」とか「貧乏になりたい」などと思っている人はいないわけです。
お金を得るためには、どうやって稼ごうかと考える人が多いのが現実です。
つまり、収入を増やすことばかりに目が向いて、支出にはほとんど関心がないということになります。
しかし、最も大事なことは、お金をどう使うかを考えることです。
私たちは日常生活の中で、余計なものや不要なものを買ってしまい、後悔してしまうことがよくありますよね。
また、虚栄心の強い人は、身の丈に合わない高価なものを購入してしまうこともあるかもしれません。
つまり、あなたがもしもお金持ちになりたいのでしたら、まずはお金の使い方を考えてみる必要があります。
世の中のお金持ちと呼ばれる人たちを見てみると、皆、お金の使い方を心得ているからこそ、お金持ちになれたのです。
虚栄心が強い人や、欲しいものをすぐに買ってしまうような性格の人は、なかなかお金を貯めることができないのが現状なのです。
本当にお金持ちの人は、自分の部屋に余計なものはほとんどなく、高価なものをそろえたり、余計なものをたくさん買ったりするような行動はしないのです。
もしも、そういう人がいるとすれば、単なる見栄っ張りであり、本当の意味でのお金持ちとは言えないのです。
あなたがもし、お金持ちになりたいと思っているのでしたら、収入を増やすことよりも、まずは支出を減らすことを考えてみましょう。
余計なもの、不要なものは買わない、欲望のままに買い物をしない心がけが大切なのです。
それでは人生が楽しめないと思う人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
もちろん、生きていく上で、ある程度のお金は必要ですが、モノをたくさん所有すれば幸せになれるわけではないのです。
お金をたくさん持っていることが、決して幸せではないのですから。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動は、お金のある人の趣味みたいなものだと考えている人が多いようですが、決してそんなことはありません。
私自身も決してお金持ちではありませんし、私の知り合いの人たちも同じです。
ただ一つ言えることは、お金は持ってはいませんが、心の余裕はあるかもしれません。
SDGsの活動は、ボランティアのようなものなので、仕事があまりにも多忙な人や、重大な病気や悩みを抱えている人は、参加できないからです。
そういう意味では、私たちは幸福といえるのかもしれません。
そして、お金がなくても幸福になれるという、一つの証とも言えるのです。