偉人、著名人

万の学びを重ねても、実行されなければ何の結果も生まない。学ぶことが目的ではない

たとえ万の学びを重ねても、実行されなければ何の結果も生まない。学ぶことが目的ではない。実践が目的。ここを取り違えないこと。
by 小山昇

あなたは、学んだことを実践していますか?

見出しの言葉は、実業家 小山昇氏の言葉です。
学んだだけで実行しなければ、何の結果も生まないし、無意味だと述べた深いメッセージですね。

私たち人は、豊かに生きていくために常に学ぶことが大切だということは言うまでもありません。
子供の頃はもちろんのことですが、大人になってからも、社会人になってからも、常に学ぼうとする気持ちを持つことが重要で、それが人としての成長、向上につながるわけです。

しかし、学ぶことに夢中になり、その学んだことを実行しない人も数多く存在するのも事実です。
例えば、資格試験に合格したにも関わらず、その後、その資格で得られた知識を活かすことなく、ただ合格したことに満足してしまい、仕事でも日常生活でも何の役割も果たせないのでは、何の意味もありません。

資格を取得したのは、その資格で得た知識、技術を活かして、社会に役立てるためであり、それを何も発揮できなければ、何のためにその資格を取ったのでしょうか?
学ぶ気持ちは大切ですが、それを活かさなければ無意味であり、自己満足に過ぎません。

数多くの資格を持っていると自慢する人がときどきいますが、その資格を活かすような活動をしていなければ、その知識や技術は「宝の持ち腐れ」と言えますし、そのうちその知識も時とともに忘れていくでしょう。
つまり、知識や技術は、それを実践しなければ無意味だということを常に心構えとして忘れないようにしてください。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。

SDGsの活動はまさに実践そのものです。
つまり、あなたの持っている知識や技術を存分に発揮できる場とも言えるわけです。
知識や技術を活かすというのは、日常生活や仕事だけではなく、こんな場面でも活かせるということですね。

知識や技術というのは、自分の頭の中、腕の中だけに留めておくのはあまりにももったいないことです。
あなたの持っている知識や技術は、世のため人のため社会のために大いに役立つことは紛れもない事実であり、それを発揮しない手はありません。
世の中には、電化製品や機械など、便利で社会の役に立つ道具がたくさんあるわけですが、電源も入れずに、それを使わなければ何の意味もありませんよね。
人間の知識や技術もこれと同じことで、実践しなければどんなに高い能力を持っていても、使わなければ無意味なのです。

あなたの持っている大いなる知識と技術、能力を充分に発揮して、社会貢献に役立てましょう。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で