習慣を自由なしに得る者は、人生において多くのことをなし得る。
by 三木清
あなたはどんな習慣を持っていますか？
タイトルの言葉は、昭和初期、戦前に活躍した哲学者 三木清の言葉です。
習慣を身に着け、自由に操れる人は、人生において多くのことをなし得ると述べた深い名言ですね。
私たち人は、何かしらの習慣を持っていますよね。
習慣というのは、もちろん人によってそれぞれ異なりますが、その人の職業や日常生活、趣味などによって、人は習慣というのを少なからず持っているものです。
例えば、わかりやすい例に例えると、歯磨きをする習慣は誰もが持っています。
私たちにとって、歯磨きというのは毎日当たり前のように実施している習慣なので、「今日は歯磨きするのはやめよう」などと思うことはありません。
少しは面倒くさいと思う日もなくはありませんが、歯磨きしなければ何だか気持ちが落ち着かず、きちんと歯磨きをするのが普通ですよね。
つまり、物事を習慣化してしまえば、人間は面倒だと思うことも、面倒だと思わなくなりますし、ましてや苦痛とも思わないのです。
つまり、習慣化できるものが増えれば、その人の人生は豊かで充実したものに変わるのです。
例えば、「毎日ジョギングをしよう」とか「毎日読書をしよう」と心に決め、それを習慣化すれば、あなたの心身は豊かで充実したものに変わっていくはずです。
しかし、習慣になるまでが少し苦痛だったり、面倒だと感じることがあるかもしれません。
なので、習慣化を決断する際には、１ヶ月間だけ続けてみるとか、家族に声掛けしてもらうなど、少し工夫が必要かもしれません。
でも、習慣化できれば、それが毎日の良い習慣となり、心身ともに充実していくのは間違いありません。
習慣とはそういうものなのです。
あなたも、自分自身を成長させ、充実した人生を送るためにも、何か良い習慣を身につけるといいですね。
SDGsは、２０３０年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動も一つの習慣と考えれば、面倒だとか苦痛だとは感じずに、楽しみながら行動できるかもしれません。
例えば、電気や水の省エネ、ゴミの分別なんていうのは、習慣化してしまえば、意識しなくても普通にできるようになりますし、人に優しくするという行動も、もしかしたら習慣化できることなのかもしれませんね。
苦痛とか面倒だという思いのまま活動しても、楽しくありませんし、長続きできないでしょう。
習慣化することで、毎日が楽しく、豊かで充実した気持ちになれるものです。
心構えとして、忘れないようにしましょう。
前の記事