もっとも平安な、そして純粋な喜びの一つは、労働をした後の休息である。
by イマヌエル・カント
あなたは、一生懸命に働いていますか?
タイトルの言葉は、ドイツの哲学者 イマヌエル・カントの言葉です。
労働をした後の休息というのは、私たちにとって最も平安で純粋な喜びの一つだと述べた深いメッセージですね。
私たちが一生懸命に、汗水垂らして働いた後、休憩時間になり、ふっとお茶やコーヒーを飲んだり、甘いお菓子を食べたりすると、とても美味しく感じますし、幸せな気持ちになれますよね。
仕事中は集中して、少しつらい思いをしながらも、一生懸命に汗を流して働いているわけですが、休憩時間になるとホッとして、喜びを感じるのは、人間の本能なのかもしれません。
嫌なことやつらいことは長くは続かず、良いことと悪いことは交互に来るものだということを、私たちは心の中で感じているからかもしれません。
仕事を終えて家に帰ってきて、自宅で飲むお酒ほど美味しいものはないと思っている人は、世界中に大勢いることと思いますが、それはあなた自身が一生懸命に働いて、それを終えた後だからこそ味わえる感情なのです。
1日中ボーっとしていたり、ダラダラと過ごした人がそんな感情を持つことはありません。
肉体労働などで、日々つらい仕事をしている人も多いことと思いますが、労働の後にお酒を飲めることが唯一の楽しみだと思っている人も大勢います。
そんな人にとっては、そんな休息の時間が幸福で、喜びを感じる時間であり、その幸福のために頑張って働いているとも言えます。
一生懸命に働くことはとても尊いことであり、美しい姿です。
そして、労働の後の休息ほど、平穏で喜びを感じることはないのかもしれません。
そこには一生懸命に努力した人にしか味わえない幸福感、充実感があるのです。
いつも遊び呆けている人や、楽な仕事をしている人を羨ましいと思う人もいるかもしれませんが、そんな人生はつまらないものです。
世のため人のため社会のために一生懸命に働いている人こそ幸福であり、その人にしか味わえない豊かさや充実感があるのです。
そのことを忘れないようにし、今後も一生懸命に働きましょう。
