優秀な社員とは「自分で自分のエンジンをかけられる人」だと、私は思います。
by 遠山正道
あなたは、自分で自分のエンジンをかけられますか?
タイトルの言葉は、実業家の遠山正道氏の言葉です。
「自分で自分のエンジンをかけられる人」
つまり、自分の頭で考え、自分で積極的に行動できる人こそ、優秀な社員だと述べた深いメッセージですね。
人は社会人として、それぞれの職場で仕事をしているわけですが、大勢の社員の中で優秀な社員と言われる人はどういう人なのか、考えてみたことはあるでしょうか?
実業家の遠山正道氏は、「自分で自分のエンジンをかけられる人」と述べています。
つまり、一言で言えば、自主性、主体性がある人ということになります。
仕事をこなしていく上で、自分の頭で考え、自分自身で積極的に行動できる人こそ、優秀な社員だというわけです。
経営者として社員を見る際には、こういう視点で人を見る目が必要になるというわけです。
優秀とは言えない社員は、上司から言われた仕事をただこなすだけで、自主的に仕事をしているわけではありませんし、積極的に行動を起こしているわけではありません。
単に、人に指示されるがままに、「作業」をしているに過ぎません。
その「作業」を仕事だと思い込みながら、「作業」を繰り返しているわけです。
こんな人は、「自分で自分のエンジンをかけている」わけではなく、「他人によってエンジンをかけてもらっている」人に過ぎないわけです。
仕事を覚えたての最初の頃であれば、人に言われるがまま「作業」をするしかありませんが、仕事に少しでも慣れてきたのであれば、自主性や主体性を持つことが重要になるのです。
「どうすればもっと効率良く仕事ができるだろうか?」とか、「もっと違う方法を試してみよう」などと、自分の頭で考えたり、工夫を凝らしてみようと試行錯誤しながら、自分のためのみならず、会社のために貢献しようとする気持ちが重要になるのです。
私たちは人として生きているのであり、単なる道具ではないのです。
自分の頭で考えて、自分自身で工夫しながら、自分なりに仕事をこなしていくという気持ちが大事になります。
常に意識しながら今後も仕事を続けていきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、自主性、主体性が大事になります。
ただ単に、人に言われるがまま行動していては、面白みもありませんし、関心も希薄なので、長続きできるはずもありません。
どんな活動をするにしても、自分なりに工夫しながら、自分のやり方やペースで行動することが求められます。
何をするにしても、「自分で自分のエンジンをかけられる」ような人を目指しましょう。