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自分を取り戻す「心の処方薬」を持ちなさい。この薬だけは害が一切ありません。

自分を取り戻す「心の処方薬」を持ちなさい。この薬だけは害が一切ありません。
byジョセフ・マーフィー

あなたは、本来の自分を取り戻す「心の処方薬」を持っていますか?

タイトルの言葉は、「マーフィーの法則」で知られるアメリカの著述家 ジョセフ・マーフィーの名言です。
「自分を取り戻す心の処方薬」とはいったい何でしょうか?
とても深く、考えさせられるような名言ですね。

私たちは、体調がすぐれないときや病気になったとき、医師に診てもらい、薬を処方されてそれを服用します。
薬は、病気を治すため、苦痛を和らげるために服用するわけですが、処方される薬には必ず副作用があります。
苦痛を改善する代わりに、眠くなったり、胃腸を痛めてしまったり、湿疹が出てくるなどの、望まない影響が生じることが薬には必ずあるわけです。

もしも自分自身が落ち込んだり、体調がすぐれないときに、自分を取り戻す「心の処方薬」を持っている人は、ストレスにとても強く、立ち直りが早いのです。
しかも、副作用、害が一切ないのです。

この「心の処方薬」とはいったい何でしょうか?
それは、人によって異なりますが、自分の好きなことを楽しんで治すという薬です。
例えば、走ったりスポーツを楽しんだりして身体を動かして運動することで、体調が良くなる人がいます。
また、好きな音楽を聴いたり、映画を見たり、絵を描いたりなど、芸術を楽しむことでストレス発散し、体調が良くなる人もいます。
それに旅行や釣り、登山などのアウトドアを楽しむことで、体調が良くなる人もいます。

つまり、自分の趣味や特技など、楽しめる時間を過ごすことで心身ともに健康になれるという「処方薬」なのです。
これは、身体に害のあるような物質を取り入れることはないので、まったく副作用はありません。
また、自分が楽しんでいる時間は、時が経つのも忘れて夢中になれるので、嫌なことや体調の悪ささえも忘れてしまえるので、ストレス発散、脳の活性化にもなるのです。
皆様も、自分自身の「心の処方薬」を持ちましょう。
すると、ちょっと調子が出ないときや体調がすぐれないとき、気分転換もはかれて心身ともに健康な状態に戻れるかもしれませんよ。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標3には、「すべての人に健康と福祉を」が掲げられています。
この目標は、具体的には医療体制の整備や医薬品の開発、提供が主な内容となっていますが、私たちが持つべきなのは、人々の気持ちに寄り添う心なのかもしれません。
どんなに医療技術や医薬品が発達しても、それを困っている人々に提供しようという人が現れなければ、その人たちは満足な医療を受けることなどできないからです。
これも一つの「心の処方薬」と言えるのかもしれませんね。

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