不遇の時代が長いほど、自分の中に蓄積されるものは大きい。
by 東山魁夷
あなたはどんな人生を歩んできましたか?
タイトルの言葉は、日本画家 東山魁夷の言葉です。
不遇の時代を歩んで来た人ほど、自分の中で蓄積されるものが大きいと述べた深いメッセージですね。
世の中には、成功者と呼ばれるような偉大な功績を残した人や、現在も活躍し続けている人がたくさんいるわけですが、その功績を得るまでに大変な苦労をし、長期にわたって不遇の時代を過ごしてきた人も少なくありません。
成功者が全て、若い頃から偉大な実績を残してきたわけではなく、年を経てから頭角を表し、偉大な実績を残せるような大人物になることも珍しくありません。
若い頃にはパッとしない人生だった人が、年を経てから成功するということは、人として成長したという証とも言えます。
若い頃は、普通の凡人だった人が、何かをきっかけに一生懸命に努力するようになることもありますし、若い頃から隠れた才能があり、その実績を積み重ねていくうちに、年を経て身を結ぶこともあるわけです。
いずれにしても、不遇の時代が長い人は、自分の中での経験や技術、考え方がどんどん蓄積されていき、人としての成長につながっていくことは間違いありません。
長く実行すればするほど、他人には越えられない壁が積み重なっていくからです。
たとえ他人から評価されなくても、自分の中で長く続けているものがあれば、それはあなたにとってのかけがえのない貴重な財産となるわけです。
いつかあなたの経験が身を結ぶときが来るかもしれません。
好きなことや夢中になれるものがあれば、それを続けていくということがあなたの人生を豊かにしてくれるかもしれませんよ。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動についても、長く続ければ、それだけその人の実績として積み重なっていき、人として成長していくことは間違いありません。
未来の地球と人類のことを憂い、自分のできることを精一杯やろうと毎日頑張っている人と、そんなことを全く考えていない人とでは、蓄積される経験や能力が全く異なり、年月を経ればますます差が広がるということになります。
そして、活動を継続することは、必ず人としての成長につながります。
それを信じて、今後も活動を続けていきましょう。