偉人、著名人

心は、それ自身一つの独自の世界だ。地獄を天国に変え、天国を地獄に変えうる。

心というものは、それ自身一つの独自の世界なのだ。地獄を天国に変え、天国を地獄に変えうるものなのだ。
byジョン・ミルトン

あなたの心はいつも天国ですか? それとも・・・。

見出しの言葉は、「失楽園」で有名なイギリスの詩人 ジョン・ミルトンの名言です。
心というものの世界を明快に表した深い名言ですね。

私たちは皆、「心」という独自の世界を持っています。
心は、私たちの目には見えませんし、音声も聞こえませんが、確実に存在することは間違いありません。
そして、心の中は他人は見ることはできませんが、自分には感じることができます。
心で感じているということが、生きている証と言えるのかもしれません。
よくよく考えてみると、「心」とは不思議な世界ですね。

私たちは、心で感じたことや考えていることが、行動に現れます。
心で感じていないことや、意識していないことは決して行動に出ることはないのです。
ということは、心で思っていること、感じていることが、あなたの人生そのものということになります。
そうだとすると、物事を明るくプラス思考で考える人と、暗くマイナス思考で考える人とでは、人生がまるっきり違ってくることになるわけです。

例えば、同じ出来事が起こっても、「もうダメだ」と諦めてしまう人と、「まだできる」と前向きに考えられる人とでは生き方が変わってしまうのです。
心は、自分だけが持っている独自の世界なので、すぐに変えることだってできるはずです。
たとえ「もうダメだ」と思ってもすぐに「いや違う。まだできる」と切り替えることができれば、行動を変えることは簡単にできてしまうのです。

心のありようで天国にも地獄にもなれるとしたら、考え方を少し意識するだけで、あなたの人生が劇的に変わるかもしれませんよ。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
私たちは、心のありようによって行動が変われると述べてきました。
だとすれば、SDGsの目標達成も、私たちの心がけしだいということになります。
世界中の人々が本気で行動を実践すれば、容易に目標達成が可能なのかもしれません。
そう考えると、SDGsの実践は、私たちの心のありよう、生き方に通ずるのかもしれませんね。

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