偉人、著名人

行動にはつねに危険や代償が伴う。 しかし行動せずに楽を決めこんだ時に較べれば

行動にはつねに危険や代償が伴う。
しかしそれは、行動せずに楽を決めこんだ時の長期的な危険やコストと較べれば、取るに足らない。
byジョン・F・ケネディ

あなたは、思い切って行動を起こしていますか?

見出しの言葉は、アメリカの第35代大統領 ジョン・ F・ケネディの名言です。
行動することのリスクよりも、何も行動しないリスクの方がはるかに大きいことを述べた力強い名言ですね。

私たちは、将来の夢や目標に向かって、行動を起こすわけですが、その行動には少なからず危険や代償が伴います。
経済的リスクや身体的リスクはもちろんありますが、最も大きいリスクは、困難を乗り越えていく自分の能力、精神力です。
志が高ければ高いほど、夢が大きければ大きいほど、リスクも大きくなります。
場合によっては、命の危険も伴うことがあります。
現に、ケネディ大統領も、後に暗殺されてしまいましたが、彼自身も大統領に就任した当初から、身の危険を感じていたと言われています。
行動には、常に危険や代償が伴うことは間違いありません。
しかし、人としての成長や豊かさにつながることも事実です。覚えておきましょう。

もしも、何も行動しなければ、危険や代償はないのかと聞かれたら、決してそうではありません。
むしろ、何も行動しない方が、その後の人生において、大きなリスクを背負うことになるのです。

何も行動しないということは、短期的に考えれば何もリスクはないのかもしれません。
しかし、何もせずに楽な生活ばかりしていると、身体だけではなく、頭の回転まで鈍ってきます。
そして、ちょっとした困難にも耐えられず、人として生きる能力もどんどん落ちてきます。
私たちの日々の行動は、知識や技術などの能力が向上していくことを意味します。
何も行動せずに楽に生きるということは、その人はそれ以上成長しないことを意味するわけです。
周りの人たちは、どんどん能力を上げているのに、自分だけが全く成長せずに取り残されてしまうなんて、これ以上大きなリスクはありません。
豊かに生きるために、自分の信じた行動を継続することが、リスクを最も小さくする生き方なのかもしれませんね。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの行動実践は、今回のケネディの名言がピッタリ当てはまります。
私たち人類が、何も行動せずに、今までのような行動を継続すれば、未来の地球と人類は、間違いなく破滅するのです。
現代の世界情勢は、貧困や紛争、人権侵害や不正行為がはびこり、決して平和で公正な社会ではありません。
そして、こんな社会を改善しようとする動きがある一方で、国自体が人権侵害や不正行為を助長しているような動きも活発にあるのが実情です。
理想的な社会とはどんな社会なのか、真剣に考えることこそ、私たちに課せられた使命ではないでしょうか?

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