世間は気次第で忌々しく、面白くなるもの。
by幸田露伴「五重塔」より
あなたは、人生を面白おかしく生きていますか?
タイトルの言葉は、小説家 幸田露伴の小説「五重塔」の中の一節です。
世間は冷たいとか、生きるのがつらいと言う人がたくさんいます。
かと思うと、生きるのが面白いと、張り切って生きている人もたくさんいます。
この違いは何でしょうか?
同じモノを見たり、同じ体験をしても、人によって面白いと思う人もいれば、つまらないと思う人もいます。
また、事故や災難にあっても、なかなか立ち直れずにふさぎ込んでいる人もいれば、すぐに立ち直って明るく生きている人もいます。
うまくいかない人は、社会がどうだとか、環境がどうだとか、時代がどうだとか、すべてを周りのせいにします。
私たちは、自分の目の前に起きている状況を変えることは容易ではありません。
それをできれば明るく前向きに受け止めて生きていくしかないのです。
いつの時代も、どこの世界にいても、やる人はやるし、やらない人はやらないのです。
すべて、自分の気持ち次第なのです。
あなたの気持ち一つで、世間というのは面白くもつまらなくもなるのです。心得ておきましょう。