「分かる」と「できる」の間には、ものすごくギャップがあるものだ。
by 高島宏平
あなたは、分かっていることを実践していますか?
タイトルの言葉は、オイシックス・ラ・大地株式会社の創業者で実業家の高島宏平氏の言葉です。
「分かる」ということと「できる」ということには、ものすごくギャップがあるものだと述べた深いメッセージですね。
私たちは、自分の人生を生きていく上で、分かっていてもできないことってたくさんありますよね。
例えば、毎日運動することが健康には必要だということは誰でも知っています。
しかし、それを実践している人は少ないのです。
「分かる」と「できる」の間には、ものすごい差があるのだと、実業家の高島宏平氏は述べています。
「分かる」というのは、頭では分かっているということを指しますが、分かっているのに実践しないということは、分かっていないと同じということになります。
つまり、「分かる」の次の段階は、「やってみる」ということになるわけです。
次の段階は、やってみたけれど、できない場合もありますよね。
やってはみたけれど、思ったより簡単ではなかったとか、長続きできなかった場合などが考えられます。
つまり、「やってみる」の次の段階が、「できる」ということになるわけです。
したがって、「分かる」と「できる」の間には、「やってみて、続けることができて、できるようになる」という大きな試練が待ち構えているということになります。
このように考えてみると、「分かる」と「できる」の間には、大きなギャップがあるということが、とても理解できます。
大切なのは、分かっているのなら、まずは「やってみる」という気持ちを持つことです。
それこそが、スタートラインに立つということになるわけです。
やってみて、できなければ、もう少しだけでも続けてみようという気持ちを持てれば、「できる」人間になれるということです。
生きていく上で、とても大切な心構えですね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの目標を掲げて活動するということは、分かっていることを実践して、できるようになるということになります。
貧困や飢餓、環境破壊や人権侵害、迫害などが、社会にとって良くない現象だということは、誰もが知っていることですが、それが解消される兆しは全く見えてきません。
つまり、今の状況が続くことを見過ごしているか、解決しようとする気持ちがないということです。
分かっているのにやろうとしない、だからこそ、少しでも社会を変えていこうとする行動が、SDGsの活動なのです。
世界中の人々の気持ちが変わり、持続可能な社会に変われるよう、私たちにできることを精一杯実践していきましょう。