「自分は運が悪いなあ」と嘆くのは簡単。しかし不運には必ず、それなりの理由がある。そして幸運にも、それ相当の過程がある。
by野村克也
あなたは運がいいですか? 悪いですか?
見出しの言葉は、プロ野球選手、監督を務めた野村克也氏の名言です。
私たちはよく運がいいとか悪いとかを口にします。
「あの人は運がいい」とか「私は運が悪い」などと言うことがあります。
幸運な出来事とか不運な事故などというのは、私たちの人生の中で何度も経験します。
しかし、よくよく考えてみると、全てが幸運に恵まれている人、全てが不運で苛まれている人というのはいません。
ときには幸運だったり不運だったりすることはあるものです。
ただ一つ言えることは、幸運に恵まれやすい人、不運になりやすい人というのはどうもあるようです。
いつも誰かの悪口を言ったり、イライラしていたり、暗い顔をしている人が幸運に恵まれるはずがありません。
こんな人は、信頼されず、だれからも手を差し伸べようという気持ちになれないからです。
いつも誠実に明るく前向きに、そして努力している人は幸運に恵まれやすいと言われています。
そんな人は、人に信頼、尊敬されることで、良い人々が集まってきて、多くの手を差し伸べてくれるからです。
幸運、不運というものは、人の生きている過程、人間性によって変わってくるのかもしれませんね。
SDGsは、2030年に向けて、今よりもよりよい世界を創り出すための行動目標です。
目標達成するためには、運も必要かもしれません。
目標達成するためにも、誠実に、そして一生懸命努力して幸運に恵まれるように励んでいきましょう。