みんな力強く生きている。いろんなことをしている。いろんな道がある。いろんな仕事のやり方がある。こうしないといけないということはない。
by 飯泉太子宗(いいずみとしたか)
あなたは常識にとらわれすぎてはいませんか?
見出しの言葉は、仏像修復師の飯泉太子宗氏の言葉です。
私たちはそれぞれの道を生きており、仕事もそれぞれ自分なりのやり方でやっているわけだから、「こうしないといけない」ということはないのだと述べた深いメッセージですね。
私たちは人それぞれ自分の人生を歩んでおり、自分の考えに基づいて行動しています。
もちろん、法律やルール、マナーというものがあり、それを守らなければならないことは当然のことですが、法やルールに反するものでなければ、何をやっても許されるはずです。
仕事をする上でも同じですよね。
法やルールに反していない限り、自分なりのやり方で実践すればよいのであって、他人からとやかく言われる筋合いはないはずです。
例えば、あなたが先輩や上司から、「そんなやり方よりもこうした方が良い」と言われたとします。
そのアドバイスを受けたとき、納得できないのであれば、それに従う必要などありません。
素直に受け入れられるものであれば、もちろんそれに従えばよいのですが、自分のやり方のほうがやりやすかったり、良いと思ったときには、従う必要などないのです。
日常生活でもそうです。
朝が苦手な人がいて、出かける直前まで寝ているような生活を送っていたとしても、その人に対して、「早起きしてゆっくり過ごした方が良い」などと偉そうに忠告するようなことはしてはいけないのです。
その人にはその人なりの生活のリズムや考え方があるのであって、「こうすべきだ」とか「これが正しい」などと勝手に決めつけ、それを相手に押し付けるような言動をしてはいけないのです。
仕事の仕方にしても、朝の過ごし方にしても、その人なりの考えや性格に基づいて実践しているのですから、それを変えろと言う権利は誰にもないのです。
もちろん、理想的な生き方とか、「こうした方が良い」という行動はあるのかもしれませんが、法やルールに反するものではない限り、誰かに強制されたり反対されることではないことは認識すべきです。
私たちは、自分の考えや行動が絶対に正しいと信じ込み、それとは異なる行動する人を見ると、嫌悪感を覚えてしまうことがよくあります。
そしてつい、「こうした方が良い」などとアドバイスしたくなるわけですが、相手からしたら余計なお世話です。
「あなたからそんなことを言われる筋合いはない」と思われるだけです。
あなた自身も、誰かから自分の考えや行動を否定されたら、決して良い気持ちにはなれず、相手に嫌悪感を覚えるに違いありません。
人はそれぞれ、自分なりに考え、行動し、生きています。
そしていろんな考えがあり、いろんな道があり、「絶対にこうすべきだ」などというものはないのです。
自分の考えを相手に押し付けることのないようにしましょう。
