間違いや失敗をしたことがない者だけは信用してはならない。そのような者は、無難なこと、安全なこと、つまらないことにしか手をつけない。人は優れているほど、多くの間違いを犯す。優れているほど新しいことを行うからである。
byピーター・ドラッカー
あなたは、間違いや失敗を過剰に恐れてはいませんか?
見出しの言葉、少し長いですが、オーストリアの経営学者 ピーター・ドラッカーが、「優れた人間とはどういう人か」を説いた名言です。
人は、間違いや失敗をすると、悲しみに打ちひしがれ、落ち込んでしまいますが、それを悲しむことは全くありません。
あなたが間違いや失敗をするのは、あなたが果敢に挑戦しているからこそ、間違いや失敗をするのです。
正しさや成功の方が良いのは言うまでもありませんが、間違いや失敗があったからこそ、正しさや成功が導かれるのです。
ピーター・ドラッカーは、間違いや失敗をしない人間を「信用できない」と断言しています。つまり、そんな人間は、挑戦する気持ちがなく、大きな事ができないつまらない人間だと断罪しているのです。
間違いや失敗が多くて落ち込んでいるあなたは、とても優れた素晴らしい人間なのです。そのたびに、人間的にステップアップしていくのです。