私を軽蔑するな。私は貧乏ではないからな。やたらと沢山のものを欲しがる者こそ貧乏なのだ。
byレオナルド・ダ・ヴィンチ
あなたはモノばかりを欲しがっていませんか?
見出しの言葉は、イタリアの芸術家 レオナルド・ダ・ヴィンチの名言です。
貧乏とは何かを痛烈に批判したダ・ヴィンチの名言です。
あなたは「貧乏」という言葉を聞いて、何を連想しますか?
普通の人ならば、お金がなくて苦しい生活を強いられているような人を思い浮かべると思います。
しかし、ダ・ヴィンチは、「やたらと沢山のものを欲しがる者」が貧乏だと断言しています。
つまり、たとえお金持ちでも「やたらと沢山のものを欲しがる者」は貧乏であり、お金はなくとも「物を欲しがらない者」は貧乏ではないと言うのです。
「物を欲しがる」ということは、現状に不満がある状態であり、心が満たされていないということです。
たとえ自分の家に物があふれていたとしてもです。
心が豊かで現状に満足している人は、持っているものが少ない状態でも、やたらとものを欲しがったりしないのです。
貯金がほとんどない人や借金に追われている人が、「貧乏」とは限りません。
むしろ、そういう人こそ、お金がないことを楽しんでいて幸福な状態かもしれません。
「貧乏」とは、お金やモノをたくさん持っているかどうかではなく、心が満たされているかどうかなのです。
SDGsの目標1は「貧困をなくそう」です。
世界中には貧困状態にある人がたくさんいます。
住む家も電気や水道もないような状態にある人々が数多く存在するのです。
もちろん、この人々が不幸だと断定はできませんが、お金があれば、さまざまな社会問題(医療、教育、インフラ整備など)を解決でき、世界の人々が平等に豊かな生活を送ることが可能になります。
私たちに何ができるのか、考えてみましょう。