朝寝は時間の出費である。それも、これほど高価な出費はない。
byアンドリュー・カーネギー
あなたは、朝になってもまだ寝ていませんか?
タイトルの言葉は、アメリカの実業家で鉄鋼王と呼ばれたアンドリュー・カーネギーの名言です。
日本にも「早起きは三文の徳」ということわざがありますが、朝の時間を無駄にする人は人生を無駄にするのと同じなのです。
とても深い名言ですね。
人間の頭が最も冴えている時間は目覚めたすぐ後、つまり朝の時間です。
人によっては、「自分が夜型だ」と言って、夜の方が仕事がはかどると言う人もいますが、それは勘違いです。
人間は、夜になると、昼間の疲れがどっと出てきて脳の働きが鈍くなることは脳科学的にも証明されているのです。
朝からずっと活動してきて十数時間経過しているわけですから、身体だけではなく脳も疲れてくるのは当然です。
朝の時間はと言うと、睡眠で脳を休ませ、目覚めたすぐ後の時間なので、最も脳が働き始める時間なのです。
太陽の光を浴びて、新鮮な空気を吸った後であれば、なおさら脳が活発に動き始めるのです。
「目覚めたすぐ後は、頭がぼーっとして働かない」と言う人がいますが、それは寝不足気味か、疲れが十分に取れていないからであり、目覚めたすぐ後だからではありません。
そんなときは、太陽の光を浴びたり、冷たい水で顔を洗ったりして、身体に少し刺激を与えてみてください。
すぐに身体も脳も活発に動き始めるはずです。
身体も脳も最も活発に動ける朝の時間を無駄にする人は、人生を無駄にしているのと同じです。
ましてや、朝遅くまで寝ている人は、お金を捨てているのと同じなのです。
なぜなら、頭を働かせると言うことは、お金を稼ぐことにつながるからです。
朝の時間を有意義に使うことが、人生を有意義に生きることにつながることを、常に意識して生きていきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すための国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動については、毎日の習慣で実践している人も多いことと思いますが、朝の時間に行うことを推奨します。
昼間の時間は忙しくつい忘れてしまいがちになりますし、夜になると疲れてしまいやる気が削がれてしまいます。
できれば午前中の決まった時間に行う習慣をつければ、長続きできるかもしれません。
SDGsの活動も朝の習慣にすることで、目標達成に近付いていくのかもしれませんね。