現在と未来に対してはもちろん、過去に生きた人たちに対しても責任を持つ。
by 安倍晋三
あなたは、現在や未来の人々に対してはもちろん、過去に生きた人たちに対しても責任を持って生きていますか?
タイトルの言葉は、安倍晋三元総理大臣の言葉です。
私たちは、現在や未来に対して責任を持たなければなりませんが、過去に対しても責任を持たなければならないと述べた深いメッセージですね。
人間が生きているということは、現在に生きている人たちに対して責任があることは、誰もが理解できることだと思います。
現代社会に生きている人間として、周りの人たちに迷惑をかけるようなことはしてはいけないのはもちろんのこと、できれば人を喜ばせるようなこと、幸せにするような行動をして、責任ある生き方をしたいものです。
現在生きている人たちに責任があるということは、それを継続することで、未来に生きる人たちにも責任があるということにつながるわけです。
つまり、私たちは、現在、そして未来に生きる人々に対して責任ある生き方をしなければならないのです。
しかし、このことは過去に生きた人たちにも同じように、責任を持つという気持ちが重要になります。
過去に生きた人たちは、地球や人類が破滅することを望んではおらず、子や孫の世代の人たちにも、平和で豊かな生活をしてほしいと望んでいるはずなのです。
もしも私たち世代の人たちの行動によって、地球や人類の未来が危うい状況に陥ってしまうとしたら、過去に生きた人たちが守ってきたこの社会が崩れてしまうことになるわけです。
過去の人たちも、過ちを犯してきたことは間違いありませんが、地球や人類の危機を望んではいないはずであり、もしもそれが私たち世代の人間が崩してしまうとすれば、過去の人たちに申し開きできないわけです。
現在、未来に生きる人たちのみならず、過去の生きた人たちのためにも、私たちは未来の地球と人類を守っていく使命があるのです。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの17の目標は、現在および未来に向けての目標ですが、過去の人間の行為がベースとなっています。
人権侵害や環境問題が社会に蔓延しているのは、過去および現在に生きている人たちの行為の結果です。
その過ちを少しずつでも改善して、より良い社会に創り上げようとするのがSDGsの理念です。
過去に生きた人たちの行動を見ながら、現在、そして未来の人たちのために何ができるのか、何をすべきなのかを考えながら、今後も活動を継続していきましょう。