人は得るもので生計を立て、与えるもので人生を築く。
by ウィンストン・チャーチル
あなたは人に何を与えていますか?
タイトルの言葉は、イギリスの政治家で首相を務めたウィンストン・チャーチルの言葉です。
人は何かを与えることによって、自分の人生を築いていくのだと述べた深いメッセージですね。
私たちは、自分や家族が生きていくために仕事をしてお金を稼ぎ、生計を立てているわけですが、人に何を与えるかによって自分の人生を築いているのだと言えます。
人に与えるということは、誰かにお金やモノを与えるということもあり得ますが、そうではなく、一生懸命に仕事をすることや人に親切にすること、家族を大切にすることも、人に与えるということになります。
なぜなら、仕事をするということは、誰かの幸せのため、社会のための行動であり、自分の体を使って世のため、人のため、社会のために能力を発揮しているということにつながるからです。
また、家族や他人を大切にするということも、人に愛を与えているということになります。
与えるという意味で言えば、一生懸命に勉強することも、将来のため、自分の成長のための行動と言えるので、誰かのための行動であるとも言えますし、店で買い物をすることも、経済活動として社会に貢献しているので、与える行動と言えるわけです。
つまり、私たち人は、何らかの形で、人の与える行動をしながら生きていると言えます。
そして、その与えるという行動が、自分自身の人生を築いていると言えるのです。
働くこと、家族を大切にすること、人に親切にすること、買い物をすること、全ての与える行動が、自身の人生そのものとも言えるのです。
あなたはどんなモノを人に与え、どんな人生を歩んでいきますか?
あなたが何を与えるかによって、あなたの人生が築かれていくのです。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動は、誰かの幸せのための活動であり、社会貢献活動とも言えるわけですが、これも一つの人生を築いていくものだと思います。
一口にSDGsの活動と言っても、お金やモノを寄付する活動をする人もいれば、ボランティア活動をする人、環境問題に取り組んでいる人、人権問題に取り組んでいる人など、さまざまですが、いずれも誰かの幸せのための行動であることは間違いありません。
そして、その活動は、自分自身の人生、人間性を築いている生き方そのものとも言えるのです。
SDGsを否定し、批判、反対するのもその人の人生ですし、一生懸命に取り組むのもその人の人生です。
誰かの悪口を言うのも人生なら、人を褒め称えるのも人生です。
あなたはどんな人生を歩みますか?
あなたが人に何を与えるかで、あなた自身の人生が築かれていくのです。