一度起こったことは二度と起こらないかもしれない。二度起こったことは三度起こる。

一度起こったことはもう二度と起こらないかもしれない。ただし、二度起こったことは必ず三度起こる。
by パウロ・コエーリョ

あなたは、「二度あることは三度ある」ということわざを信じますか？

見出しの言葉は、ブラジルの小説家　パウロ・コエーリョの言葉です。
「二度起こったことは必ず三度起こる」と述べた深いメッセージですね。

日本のことわざにも、「二度あることは三度ある」とか「三度目の正直」などということわざがありますが、ブラジルの小説家　パウロ・コエーリョは、「二度起こったことは必ず三度起こる」と述べており、「必ず」と断言しているところが面白いですね。

「一度起こったことはもう二度と起こらないかもしれない」というのは確かにそうですね。
奇跡のような出来事や、事故や災害などは、これから先、二度と起きない可能性はあるので、たった一度だけしか起こらないことというのは世の中に確かに存在します。
もちろん、一度起こったことが奇跡ではなく、二度目が起きる可能性も否定できません。

しかし、二度起こったことは、奇跡とは呼べません。
つまり、二度起こったということは、三度目も必ず起こることを意味します。
三度目どころか、これから先、何度も起こるかもしれません。

このことは、これからの人生の教訓として覚えておいたほうがいいと思います。
例えば、大きなことに挑戦しているのでしたら、二度うまくいったのでしたら、これから先もうまくいく可能性が高いということです。
大きな失敗を二度したのでしたら、これから先も失敗する可能性があるので、気を引き締めなければならないことなど、教訓として忘れないようにしたいものです。

SDGsは、２０３０年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。

SDGsの活動をしていると、うまく行くこと、行かないこと、失敗や挫折を繰り返しながら行動することも多いことと思います。
しかし、思いどおりにうまく行ったのでしたら、これから先もうまくいくことを信じて、行動を続けていければいいですし、失敗をしてしまった場合には、二度と繰り返さないように気をつけながら行動を続けていければいいのです。

つまり、起きたことを一つの教訓として活かしていければ、これから先の活動にプラスになることは間違いありません。
人はそうやって成長を続けていくことを信じて、これからも活動を続けていきましょう。