結果は出る。それがどうであれ自分のことを、世界で一番誉めてあげてください。
by つんく
あなたは、たとえうまく行かなくても、頑張った自分を褒めていますか?
タイトルの言葉は、音楽家のつんくさんの言葉です。
一生懸命にやれば、その後、結果は出るもので、それがどんな結果であっても、自分のことを褒めてあげてほしいと述べた深いメッセージですね。
私たちの人生、自分は一生懸命に頑張ったけれど、思いどおりにならなかったり、失敗したりして落ち込んでしまうことがありますよね。
例えば、一生懸命に努力したのに、試験に落ちてしまったり、本番で緊張しすぎて失敗してしまうこともあるかもしれません。
また、他の人のほうが成績が良かったり、負けてしまったりすることもあるかもしれません。
しかし、たとえ自分が思ったような結果ではなかったり、失敗してしまったりしても、決して自分を蔑むようなことはしないでください。
自分なりに一生懸命に頑張ったのですから、その努力は決して無駄にはなっていませんし、悔しいという思いは、あなたが成長できる第一歩になります。
「悔しい」という感情は、あなたが一生懸命に頑張ったからこそ生まれる感情なのです。
何も努力しない人や、最初からあきらめているような人には、「悔しい」という感情は生まれません。
「負けて悔しい」「失敗して悔しい」という思いには、「あんなに頑張ったのに」という前提がつきものであり、頑張らない人は「悔しい」という感情にはならないものなのです。
したがって、どんな結果になったとしても、頑張った自分を褒めてあげてください。
もしも成功したり、思い通りの結果になったのなら、自分を褒めてあげると同時に、協力してくれた人や応援してくれた人に対する感謝の気持ちを忘れないようにしてください。
あなたの成功の裏には、自分の努力以外に、誰かのサポートや協力があったからに違いありません。
そのことだけは決して忘れてはいけないのです。
だとすると、たとえ思い通りの結果にならなかったとしても、自分を蔑んだり、落ち込んでしまってはいけないのです。
なぜなら、自分を蔑んだり、落ち込むということは、周りの人への感謝も忘れ、周りに責任を負わせるような気持ちにさせてしまいかねないからです。
一生懸命に頑張ることは、とても尊いことで、人としての成長や、人間関係の構築にも資する行為です。
たとえどんな結果になったとしても、一生懸命に頑張ったのであれば、自分自身を褒め、周りの人への感謝を忘れないことは、とても大切な心構えなのです。
