人は誰だって褒めてもらいたい。自分を見守っていてもらいたいと思う。それが自信につながっていく。
by 「3年B組金八先生」より
あなたは、誰かを褒めていますか?
見出しの言葉は、TBS系ドラマ「3年B組金八先生」の中で、武田鉄矢さんが演じる金八先生が生徒に向けて話したセリフの一節です。
人は誰でも、褒めてもらいたい、見守っていてもらいたいと思うものだと述べた深いメッセージですね。
私たち人は、誰かに褒められたり、見守られていると感じたとき、とても幸せな気持ちになれます。
たとえ、その褒め言葉がお世辞だとわかっていたとしても、褒められると嬉しいものですよね。
人はなぜ褒められると嬉しいのか?
それは、人を褒めるということは、その人に対して好感を持っていることの証であり、見守ってくれていると感じられるからなのです。
人は、憎んでいる人や大嫌いな人に対して、悪口や批判をすることはあっても、褒めることはしませんよね。
もしも嫌いな人を褒めているとすれば、その人のことを認めている証だとも言えるわけです。
だから人は、褒められると、たとえお世辞でも嬉しい気持ちになるのです。
そして、褒められた人は、それが自信になります。
つまり、褒められるということは、あなたのことを認めている、見守ってくれているということにつながるわけです。
人を褒めるのが苦手な人が多いのも実情です。
特に日本人は、照れ隠しなのか、恥ずかしがり屋なのか、人を褒めることが他の外国人と比べて少ないとされています。
人を褒めるということをそんなに難しく考える必要はありません。
その人の良い所を見つけようと、少し意識すれば良いのです。
例えば、「ネクタイ素敵ですね」とか「細かいところによく気づきますね」など、ちょっと気づいたこと、些細なことで構わないのです。
人を褒めるということは、その人のことが好きだという証であり、また褒められた人も褒めてくれた人を好きになってくれる可能性が高いのです。
人を褒めることで、コミュニケーションのきっかけになり、人間関係が良好になれれば、とても素敵で幸せな時間が過ごせそうですね。