偉人、著名人

言葉ってものは、傷つけもするし、幸せにもする単純な文法です。by樹木希林

言葉ってものは、傷つけもするし、幸せにもする単純な文法です。
by樹木希林

あなたは、幸せになるような言葉を発していますか?

タイトルの言葉は、女優の樹木希林さんの名言です。
言葉は、人を幸せにすることも傷つけることもできる道具であるという深い名言ですね。

私たち人は、生まれた瞬間から死ぬまで言葉を使って生きていきます。
生まれたばかりの赤ちゃんは、周りの人が話している言葉を聞きながら言葉を覚えてゆき、やがてそれを使えるようになります。
そして、成長するたびに、うまく言葉を使いこなしていけるようになるわけです。

言葉は、自分の気持ちを表現し、相手に伝える役割を果たす便利な道具ではありますが、あくまでも道具なので、刃物と同じであり、使い方を間違えると、人を傷つける凶器ともなりえます。

反対に、幸せ言葉ばかり発していると、周りの人間だけではなく、自身が幸せになれるという不思議な魔法のような力があることも事実です。
言葉は、口から発せられた言葉が大きな影響を与えることはもちろんですが、頭に思い浮かんでいる言葉も、自分の人生に大きな影響を与えるのです。

例えば、頭の中で「自分はダメな人間だなあ」とか「きっと失敗するだろう」などとネガティブなことばかり考えている人が幸福になれるはずがありません。
言葉は、口に出すものだけではなく、頭に浮かんだ言葉さえも大きな影響を与えます。気を付けましょう。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標設定は、当然のことですが言葉(文字)で表現します。
そして、その目標は、具体的で実現可能なものでなければ意味がありません。
私たちは、目標達成を果たすために、モチベーションを上げ、前向きな気持ちで前進しなければならないわけで、その指針となるべきものがSDGsの目標になるわけです。

目標達成を果たすためには、目標に掲げられている言葉が、私たちの心を鼓舞するようなものであることが求められ、そうでなければ、実現はおろか、絵に描いた餅になりかねないのです。
目標設定をする際には、このことを十分に意識し、考慮してください。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で