偉人、著名人

何が起こるかわからない。一刻一刻展開する。生きるってそういうことでしょう。

何が起こるかわからない。一刻一刻展開する。生きるってそういうことでしょう。
by 岡本敏子

何が起こるかわからないこの社会を、あなたはどう生きていますか?

タイトルの言葉は、画家 岡本太郎のパートナー(養女)で、実質的な妻であった岡本敏子氏の言葉です。
岡本敏子氏は、夫の太郎氏が結婚という形式を望まなかったため、岡本太郎の養女として迎えられ、事実上の妻として太郎氏を支えた人物として知られており、数多くの著書も出版している他、岡本太郎の絵の監修や「岡本太郎記念館」の設立に尽力しました。

「人生って何が起こるかわからない」
「そりゃそうだ」という読者の声が聞こえてきそうですが、私たちは生きていると、案外そんな当たり前のことを忘れてしまうことがあります。
事故や災難にあったときや、自分が病気や怪我をしたときなどに、「なぜ自分だけこんなつらい目に遭うのだろう」と、恨み言を言いたくなることってありますよね。

しかし、よくよく考えてみてください。
つらい目に遭うのは、何も自分だけではないのです。
他の人も、いや世界中の人々全員が、必ずつらい目に遭っているはずです。
すべてが楽しいことばかり、喜びに満ちあふれたことばかり起きる人なんて、世の中には存在しないのです。
それなのに、ちょっとつらい出来事や不運なことが起きたからといって、「なぜ自分ばかり」と恨み言を言ったところで、何も変わりません。
たまたま、そのときに自分がつらい目に遭っただけなのですから、それを一つ一つ乗り越えていくしかないのです。

人生は何が起こるかわからないのですから、たとえつらい出来事が起きたからといって、恨み言や不平不満を言うのではなく、自分ができること、やるべきことをきちんとこなしていくしかないのです。
人が生きるってことは、そういうものだと意識して、落ち込んだり、不平不満を言うのはやめて、やるべきことをこなしていきましょう。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。

SDGsの活動をする際にも、思いどおりに事が運ばなかったり、失敗したりして、落ち込んだり不平不満を言いたくなることがあるかもしれません。
しかし、何が起こるかわからないのが人生です。
SDGsの活動は、世界における困難な課題を解決していこうとする目標なので、容易に実現できるはずもなく、思いどおりに進まないことは想定内です。
落ち込んだり、不平不満を言うのではなく、それを楽しむくらいの気持ちで取り組んでほしいものです。

「人生は何が起こるかわからない」
ワクワクするような未来を思い描きながら、何をすべきか、何ができるかを考えながら、活動を継続していこうではありませんか?

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