コラム(つぶやき)

10万の矢「三国志」より 

10万の矢「三国志」より
発想の転換

「三国志」のお話には、数々のエピソードがありますが、今回は、「10万の矢」と言うエピソードを紹介します。
現代社会における人生の生き方にも通じる話ですので、最後までお読みください。

赤壁の戦いで、呉と蜀の連合軍は、魏と戦っていました。
呉は蜀と同盟関係を結んでいたのですが、呉は蜀の諸葛亮孔明を恐れており、密かに抹殺しようと考えていたのです。
そこで、呉は蜀に対し「10日間で10万本の矢を作れ」と無理難題を命じます。
しかし孔明は、「3日間で用意しましょう」と約束します。

その後、蜀はわら人形をたくさん積んだ船を20隻、対岸にいる魏の大軍に向かって出航します。
すると敵軍の襲撃だと慌てた魏の大軍は、船に向かって大量の矢を放ちます。
そして労せずして10万本の矢を用意したというお話です。

作るのが無理ならば、どうすれば良いか知恵をしぼって、発想の転換をして解決したと言うお話です。

人間は、「無理」と思ってしまえば終わってしまい、何も解決できなくなります。

困難な状況になった時、「じゃあどうすれば良いか」と知恵をめぐらせる。

固定観念で凝り固まった人は、知恵も出ず、何も解決できずに行き詰まってしまうのです。

この世に無理難題なことなどありません。
発想の転換があなたの人生を変えるのです。

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