ことわざ

足の無い人を見るまで、わたしは靴が無いことを嘆いていました。

足の無い人を見るまでわたしは靴が無いことを嘆いていました。
byペルシャのことわざ

あなたは、モノが足りないと嘆いていませんか?

タイトルの言葉は、古代ペルシャに伝わることわざです。
幸福感や生き方に通ずる深い名言ですね。

「靴がない」と不満を言っている人がいる。
しかし、足がない人の姿を見て、はっと気付いて、「自分は何て愚かなことを言って嘆いていたんだろう」と反省する。

日本に住んでいる私たちの身の回りにはモノが溢れています。
そして、それが当たり前のことと思っていて、感謝する気持ちや、幸福感を忘れてしまっているように思います。
幸福感は、他人と自分とを比較することにより、「自分はあの人よりも不幸だ」とか「あの人よりは自分は幸せだ」と、自分勝手なものさしで決めてしまっているのです。

日本では「靴がない」と嘆いている人はほとんどいませんが、「もっとおしゃれな靴が欲しい」、「もっと高価な靴がいい」などと贅沢な欲望を持っている人は多いはずです。
欲望というのは、上を見ればキリがありません。
幸福とは何かを今一度よく考えてみたいものです。

SDGsは、目標1から目標6まで、人権に関する目標です。
いわば、人はどうすれば幸福になれるのかを解決するための行動目標なのです。
世界の人々の幸福追求のため、私たちに何ができるのかを考えていきましょう。

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