健康はケチの基本です。病気になれば金はかかるし、大切な時間が無駄になる。

健康はケチの基本じゃないですか。病気になれば金はかかるし、大切な時間が無駄になる。
ｂｙ鳥井道夫

あなたはケチですか？　それならば・・・。

見出しの言葉は、サントリーの元名誉会長である鳥井道夫氏の名言です。
健康であることのありがたさを述べたとても深い名言ですね。

私たちが生きていく中で、最も大切なことは健康でいられることです。
健康は生命の源であり、何をするにも健康でいられることが基本です。
病気や怪我で入院してしまったら、行動に制限がかかり、何事も成し得ることができなくなってしまうのです。
病気になったときに、人は初めて健康のありがたさを感じると言いますが、まさにそのとおりで、健康は幸福を追求する上で最も大切な要素です。

それと同時に、健康でいることは、ケチな人にとっても大切な要素です。
病気や怪我になってしまえば、治療にお金がかかることは言うまでもありません。
それに無駄にするのはお金だけではありません。
入院や通院に要する時間も失われてしまいますし、たとえ病院にかかっていなくても、苦痛に耐えている間は、何もできず、やはり行動に制限がかかってしまい、時間を無駄にしてしまうのです。
健康であることは、お金や時間を無駄にしない最も有効なものであることを常に意識し、病気や怪我をしないような過ごし方を心得るようにしましょう。

SDGsの目標３は、「すべての人に健康と福祉を」です。
健康の重要性については前述しましたが、世界には病気や怪我をしても、十分な医療体制がないために、治療さえ受けられない人々がたくさん存在します。
それは、当該国の政策もさることながら、テロや紛争、災害等に巻き込まれて、健康を損ない、命を脅かされてしまう人々も多いわけです。
健康でなければ、私たちは仕事はおろか、勉強や社会活動など、すべての行動が制限され、何事も成し得ることが困難になってしまいます。
自分自身が健康であり続けることは当然ですが、充分な医療や福祉を享受できない人々をどう救済できるかについても視野を広げて考えてみることも大切かもしれませんね。