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嘘つきは、真実を語りても信じられず。byマルクス・トゥッリウス・キケロ

嘘つきは、真実を語りても信じられず。
byマルクス・トゥッリウス・キケロ

あなたは嘘つきではありませんか?

タイトルの言葉は、古代ローマの哲学者 マルクス・トゥッリウス・キケロの名言です。
日本では、「嘘つきは泥棒のはじまり」ということわざがありますが、嘘つきは、どこの世界でも信用されないということですね。

世の中には、嘘をつかない人間は一人もいないと言います。
人生の中で一度も嘘をついたことがない人は、おそらく世界中を探しても一人もいないでしょう。

人を傷つけないため、他人を思いやるための嘘や、愛するが故の嘘もあるので、嘘をつくことが全て悪というわけではありません。

しかし、「嘘つき」というレッテルを貼られるような人間にはなってはいけません。
自分をよく見せようと虚栄心を張るための嘘や、他人を貶めるような嘘をつくような人間にはなってはいけないのです。
「オオカミと少年」というイソップ寓話は、よく知られている話ですが、人をだまして喜んでいるような人間は、誰にも信用されなくなり、たとえ本当のことを言ったとしても、いつか信じてもらえなくなるものです。

人間関係を良くし、人生を豊かにするためにも、「嘘つき」にだけはならないように心得ておきましょう。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。

SDGsと今日のテーマ「嘘」は、実は無関係ではありません。
個人や団体が、SDGsの目標を掲げる際に、「嘘」の目標を掲げる場合があるのです。
2030年まで、まだ長い期間があることから、出来もしないことを目標に掲げたり、やる気もないのに見栄を張って目標に掲げる個人や団体が多く見受けられるのです。
これをSDGsウォッシュと言います。

SDGsの世界においても、嘘つきは誰にも信用されず、世界から取り残されてしまうのです。

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