楽観主義者とは、女が電話で「さようなら」と言えば、会話が終わったと思っている男とのことだ。
ｂｙマルセル・アシャール
あなたは、楽観主義者ですか？それとも・・・。
見出しの言葉は、フランスの劇作家で映画監督でもあるマルセル・アシャールの名言です。
人間の心理、感情を皮肉った面白くて深い名言ですね。
もしもあなたが、恋する人と電話で会話をしていて、最後に相手から「さようなら」と言われたらどんな気持ちになるでしょうか？
もちろん、それまでの会話の内容や雰囲気にもよると思いますが、きっと別れを告げられたと感じ、深く落ち込んでしまう人がほとんどかもしれません。
「さようなら」という言葉には、「あなたにはもう会いたくない」という意味も確かにありますが、「今日はおしまい。また会いましょう」という意味もあります。
それなのに、「私は嫌われたんだ」と悲観的に勝手に解釈して永遠の別れをしてしまうのはあまりにも早計です。
たとえ相手が永遠に会いたくないという気持ちで「さようなら」と言ったとしても、あなたが楽観的にとらえて、「それじゃまた会おうね」と言えば、相手の気持ちが変わるかもしれません。
また、相手は単にあなたの気持ちを試しているだけかもしれないのです。
悲観主義者は、言葉の意味を勝手に悲観的に解釈してしまい、悪い方向へと進んでしまうので、幸福にはなれないのです。
思い込みや勝手な解釈をするのは、あなたの人生の選択に大きな影響を与えることを肝に銘じて生きていきたいものです。
SDGsは、２０３０年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
あなたがもしも楽観主義者で、SDGsの目標を絶対に達成するという気持ちで行動を実践すれば、目標達成を実現できる可能性が高くなります。
たとえ達成できなくとも、あなたは人として周りの人々から信頼され、豊かで充実した生活を送れる可能性が高いのです。
しかし、悲観主義者は、SDGsそのものに懐疑的であったり、初めから実現不可能だと思い込んでいるので、行動実践することもなく、目標すら掲げることはないでしょう。
楽観的か悲観的かで、行動そのものが全く異なり、その後の人生にも大きく影響することは間違いありません。
肝に銘じておきましょう。
前の記事