非難とは、有名であることに対して人が市民に対して支払う税金である。
byジョナサン・スウィフト
あなたは誰かを非難していませんか?
タイトルの言葉は、アイルランドの作家 ジョナサン・スウィフトの名言です。
人を非難することの意味を痛烈に皮肉った深い名言ですね。
私たちは、ときどき誰かを非難することがあります。
非難するとは、すなわち悪口を言うことと同義ですが、非難される人とはいったいどんな人でしょうか?
大抵の場合、有名な人や、自分よりも上に立っている人の場合が多いと思います。
職場の上司だったり、有名人の悪口を言ったことは誰もが経験していることと思います。
なぜそんな人を非難したりするのでしょうか?
それは、自分とは立場が違う人なので、その立場の人の気持ちを理解できないことが理由としてあげられますが、最も大きいのは、「羨ましい」という気持ちが少なからず存在する場合が多いのが実情です。
自分にはできないこと、やらないことを、その人ができることが羨ましくて、ついその人を非難してしまうということです。
しかし、誰かを非難したとしても、何の意味もありません。何かが改善するわけではないのです。
むしろ、その悪口がその人の耳に入ってしまい、自分自身の立場、具合が悪いことにもなりかねませんので、人の悪口は極力言わない方が無難です。
気を付けましょう。
SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標設定や行動をすると、それを非難する人や反対する人が現れるかもしれませんが、そんなことを気に病む必要はありません。
もちろん、他の人や組織のSDGsの目標や実践を非難することは絶対にしてはいけません。
SDGsは、自分(たち)が、独自に目標を設定し、実践していくものであり、他人からとやかく言われることではないのです。
自分(たち)の信念に基づき、ゴールに向かって行動を実践、継続していくことが重要なことを忘れないでください。