価値観は指紋に似ている。誰一人として同じものはないが、あらゆる行いにその痕跡を残す。
byエルヴィス・プレスリー
あなたはどんな価値観を持ち、どんな行動をしていますか?
見出しの言葉は、アメリカのロックンローラー エルヴィス・プレスリーの名言です。
ロックンローラーとして、数多くの影響を与えたスーパースターらしい深い名言ですね。
私たち人間は、それぞれ価値観を持って生きています。
それは指紋と同じで誰一人として同じものはありません。
たとえ、親兄弟であっても、価値観は全く同じではなく、それぞれが異なる価値観を持って生きているわけです。
価値観とは、その人が生まれ育った環境や出会った人々の影響によって心と身体に蓄積された固定観念のようなものなので、人によって異なるのは当然なのです。
そのため、価値観は誰かと共有することは可能ですが、自分の価値観を他人に強要することも他人から強制されることも困難なのです。
価値観は、私たちの行動の原動力となるもので、自分の全ての行動は価値観に基づいて行っていると言っても過言ではありません。
また、時間の経過とともに変化することもあります。
人や書物との出会い、環境の変化によって価値観が変わり、人生が変わることもあります。
子供の頃の価値観と今の価値観が違うのは当然のことですね。
自分の持っている価値観によって人生が変わるのだとしたら、価値観とは人生を左右するとても重要な要素であるとともに、人との出会い、環境の変化が重大な影響を及ぼすということを心得ておきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標設定や行動実践は、それぞれの価値観に基づいて決められているわけであり、他の誰かから干渉されるものではありません。
そして、それぞれの価値観によって実践されるSDGsの行動は、必ず社会に痕跡を残すとともに、他の人々にも大きな影響を与えることは間違いありません。
私たちは、自分たちの幸福のみならず、誰かを幸福にし、誰かを喜ばせるために生きているのです。
そのことを決して忘れずに、社会貢献につながるSDGsの行動を実践、継続していきましょう。