繰り返し行うことが、我々の本質である。ゆえに美徳は行為ではなく習慣なのである。
byアリストテレス
あなたの毎日の習慣は何ですか?
タイトルの言葉は、古代ギリシャの哲学者 アリストテレスの名言です。
習慣がその人の本質であり、美徳だと述べた深い名言ですね。
私たちの日々の生活は、毎日、同じことの繰り返しだと言えます。
毎朝同じ時間に起床し、同じ時間に自宅を出て職場に向かいます。
そして、職場に着いたら、同じメンバーと、同じような業務をこなしていくという日々を過ごしている人が多いことと思います。
もしかしたら、このことにつまらなさや虚しさを感じている人も多いかもしれませんが、アリステレスは、繰り返し行うこと、つまり習慣がその人の本質であり、美徳だと断言しています。
習慣とは、その人が独自に持っている能力のようなものであり、その人にしかありません。
全く同じ習慣を持っている人はほとんどいないのです。
つまり、その人にしか持っていない才能のようなものであり、その人そのものの本質とも言えるわけです。
あなたの才能は、世界中であなたしか持っていない唯一の才能であり本質なのです。
また、あなた以外にその才能を持っている人はいないのです。
そして、それは毎日の習慣によって育まれるというわけです。
自分自身に誇りを持って、毎日を過ごしましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標を設定し、行動実践を始めたら、毎日が同じことの繰り返しかもしれません。
例えば、節水やゴミの分別に取り組むことも立派なSDGsの活動ですが、これらの行動は毎日同じことの繰り返しであり、地道な行為と言えます。
しかし、毎日繰り返すことによって大きな効果を発揮することは間違いないのです。数日でやめてしまってはほとんど意味がありません。
また、ジェンダー平等や人権侵害などの取組みも、それを毎日意識するというだけでも地道で有意義な習慣とも言え、立派なSDGsの活動なのです。
そして、かくいう私も、毎日こうして名言を紹介し、SDGsの情報を発信していますが、これも一つの習慣とも言えるわけです。
よくよく考えてみると、SDGsの行動実践も「繰り返し行う習慣」の活動なのです。
これこそがあなたの本質であり、美徳だと自信を持って生きていきましょう。