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友とは憎み合った時のことを考えて付き合え。敵とは愛し合った時のことを考えて・・

友とは憎み合った時のことを考えて付き合え。敵とは愛し合った時のことを考えて付き合え。
by伊庭貞剛

あなたは、友とどんな付き合いをしていますか?

見出しの言葉は、明治時代に活躍した実業家 伊庭貞剛(いばていごう)氏の名言です。
人との付き合い方について述べた深い名言ですね。

私たちは、いろんな人との出会いがあり、それぞれ付き合い方が異なります。
親しくなった友人とは、心を通い合わせて悩みを打ち明けたり、一緒に協力したりするなど、深く信頼しあって付き合っていくことになります。
また、ライバル関係にある人や、敵対関係にあるような人とは、微妙な距離感を持ちながら、言葉にも気を遣いながら、付き合っているかもしれません。
また、火花を散らしながら、ののしり合う関係というのもあるかもしれません。

人間関係というのは、どんなに親しい間柄であっても、ちょっとした出来事がきっかけで関係が悪化する場合があります。
反対に、ライバル関係、敵対関係にある間柄であっても、何かをきっかけに協力して仕事をしなければならなくなる場合があります。
つまり、あまり深く信頼し合うのも良くないし、相手の人格を否定するような憎しみを持つような関係になるのも良くないということになります。

日本には、「昨日の友は今日の敵」ということわざがあります。
昨日まで親しかった関係も、急に悪くなることは十分にあり得ます。
反対に、昨日まで敵だった関係も、突然協力しなければならなくなることも十分にあり得ます。
人間関係とは、信頼し過ぎず、愛し過ぎず、憎み過ぎず、適当な距離感で付き合うことが最善と言えるのかもしれませんね。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。

SDGsの活動は、人間関係そのものだと言えます。
協力しながら共に活動する仲間との人間関係も大切ですし、困窮している人、被害を被っている人との人間関係も大切になってきます。
いずれにしても、良い人間関係を築くためには、適当な距離感を保ちながら、適当な信頼関係を保ちながら付き合っていくことが求められます。

親しくなり過ぎても、その後の活動に支障が生じる可能性があります。
敵対関係だと、活動そのものができなくなってしまいます。

活動をスムーズに進めていくためにも、良い人間関係、信頼し合える関係を維持できるように、過ごしていきたいものです。

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