焦らない、無理しない、頑張りすぎない。
by三浦雄一郎
あなたは、焦ったり、無理して頑張りすぎていませんか?
タイトルの言葉は、プロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎氏の名言です。
私たちが生きていく上で勇気が出るような、とても深い名言ですね。
三浦雄一郎氏は、80歳の世界最高齢で三度目のエベレスト登頂を果たしたことで知られています。
その成功の陰には、三浦さんの積み重ねた努力と強い精神力が伴っていることは紛れもない事実であり、本当に頭が下がる思いになります。
そして、三浦さんは「焦らない、無理しない、頑張りすぎない」を心情としています。
大きな偉業を成し遂げた彼の言葉としては、少し意外な気もしますが、どうもそれが彼の本音のようです。
「焦らない」というのは、急かされずに、気持ちを落ち着けて冷静な状態でいることを意味します。
気持ちが急かされて、慌てたり、興奮した状態でいると、上手くいかないことが多いのです。
「無理しない」というのは、文字どおり無茶なことはしないということです。
練習もしないで本番に望むなど、無鉄砲な真似をすれば失敗のリスクが高まります。
「頑張りすぎない」というのは、限界を超えてまでやり続けないということです。
まだできると思っても、やり過ぎると次の日に影響が出たり、疲れが溜まってしまう原因になりかねません。
人が努力を続けることは大切な心構えですが、頑張り過ぎると挫折や失敗の可能性が高まります。
「ほどほど」に頑張るという姿勢が重要なのかもしれませんね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動についても、「焦らない、無理しない、頑張りすぎない」という気持ちが大切です。
あまりにも真面目過ぎて、無理に頑張ってしまったり、失敗したときにひどく落ち込んでしまったりする人がいるわけですが、それでは目標達成も果たせなくなってしまいます。
ゆっくりと、落ち着いた気持ちのまま、地道に活動を継続していけば、おのずとゴールは見えてきます。
ぜひ心構えとして忘れないようにしてください。