環境よりも学ぶ意志があればいい。
by 津田梅子
あなたはいつも学んでいますか?
タイトルの言葉は、日本の教育者で津田塾大学の創設者でもある津田梅子の名言です。
学ぶことは、環境よりも学ぶ意志が大切だと述べた深い名言ですね。
人間は誰もが向上心を持っており、自分がもっと成長したいとか、もっと多くのことを学びたいという欲望を思っています。
そんな人の中には、「環境が整ったら、いつか学びたい」と言う人がいます。
学びたいという気持ちを持つことは良いことですが、そう言っている人のほとんどは、将来学ぶことはありません。
つまり、「いつか」は永遠に来ないというわけです。
なぜなら、「学びたい」という気持ちは、今、自分の心に湧き上がっている感情であり、その気持ちが将来にわたってずっと続くとは限らないからです。
「学びたい」と思っているのに、なぜ今やらないのでしょうか?
もしかしたら、「今はお金がないから」とか「今は忙しいから」とか、何かしらの理由をつけてやらないとすれば、それは学ぼうとする気持ちが弱いということです。
学ぼうとする気持ちが、周りの環境のせいで今はできないと考えているのなら、たとえ環境が整ったとしても、もともと学ぶ意志が弱いのですから学び始めることはほとんどないのです。
本当に学びたいと思う気持ちがある人ならば、どんな環境下にあろうとも、すぐに学び始めるはずです。
人生なんて短いのです。
後でやろうなんて言葉は、信用できず、やるせない言葉なのです。
自分の胸に刻んでおきたい教訓として、覚えておきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でよりよい社会を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
「SDGsの活動を始めよう」と言いつつも、まだ始めていない人や、「環境が整ったら始めよう」などと言っている人がときどきいますが、そういう人たちがSDGsの活動を始めることはまずありえません。
SDGsに関心があり、意欲を持っている人であれば、もうとっくに始めていますし、「いつかやろう」などと愚かなことは絶対に言いません。
SDGsの活動なんて、誰でも簡単に始められるにも関わらず、「いつか始めよう」などと言うのは本当に無責任な言動です。
現在では、小学校の授業でもSDGsに関する授業を実施しており、すでに子供でも始めているのです。
それをいい年した大人が「いつか始めよう」などと言っては、子供に笑われるのがオチです。
重要なのは、環境ではなく意志だということを決して忘れないようにしてください。