「恥ずかしいからやらない」ではなく、「恥をかいてもやってみる」ほうが人生は面白いし、そこから得られるものがある。
by やなせたかし
あなたは、恥をかくことを恐れすぎていませんか?
見出しの言葉は、「それいけ!アンパンマン」の作者で知られる漫画家 やなせたかしさんの言葉です。
恥をかいてもいいからやってみることの価値を述べた深い名言ですね。
私たちが生きていく中で、「やってみたいけれど、恥をかくのが嫌だからやらない」という経験が誰にもあるかと思います。
「難しそうだからやらない」とか「自分は若い、もしくは年寄りだからやらない」という何かと理由をつけて、やらなかったという経験があるのではないでしょうか?
本当はやりたいけれど、何かと理由をつけてやらないというのは、自分は恥をかきたくないという心理が働くからだと思います。
周りの人たちから、変な目で見られるのではないかとか、笑われるのではないかと疑心暗鬼になってしまい、行動を躊躇してしまうというわけです。
しかし、よくよく考えてみると、周りの人たちは、あなたの行動を変な目で見たり笑ったりはしないものです。
人間というのは自分自身や家族のことには関心があっても、他人に対しては無関心です。
それに、たとえ人前で恥をかいたと思ったとしても、「恥をかいた」と思うのは自分一人だけであり、周りの人たちは、「あの人はみんなの前で恥をかいた」とは普通は思いません。
反対に、「あの人はチャレンジした」と思ってくれるはずであり、周りからサポートしてくれる人が現れるかもしれません。
また、実際に行動してみた結果、その面白さや醍醐味が味わえて、新たな発見があるかもしれませんし、得られるものも多いかもしれません。
「恥をかいてもいいからやってみる」
このことを常に意識してこれからも生きていきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの目標設定や行動に関して、恥ずかしいと思う人もいるかもしれません。
なぜなら、SDGsに関心を持って積極的に活動している人は、社会的に見れば少数派だからです。
しかし、SDGsは未来の地球や人類のことを思っての活動であり、素晴らしい取り組みであることに間違いありません。
始めるには少し勇気が要るかもしれませんが、自分ひとりで始めるのではなく、できれば先に始めている人の仲間と交流を持ったりして始めてみてください。恥ずかしいと思う気持ちが少し薄れるのではないでしょうか?
「恥ずかしいからやらない」という気持ちのままでは、社会は何も変わりません。
「恥かしいけどやってみる」と、少しの勇気を持って、行動を始めてみましょう。
あなたにとって、何か新たな発見があるかもしれませんよ。