楽天的に抱いた夢や望みほど、楽々と達成できる。
by 佐藤富雄
あなたは楽天的ですか? それとも悩み苦しんでいますか?
タイトルの言葉は、医師で著述家でもある佐藤富雄氏の言葉です。
楽天的な人間こそ、夢を達成できると述べた深いメッセージですね。
夢や目標を達成できた成功者や偉人たちは、相当の努力を積み重ねて、苦労をし続けてきたのだろうと思いがちですが、彼らの足跡をたどると、案外そうではないことに気付かされます。
悩み苦しみながら、それを長期間、我慢しながら継続するなんて、通常の人間であれば、身体的にも精神的にも耐えられないものです。
普通の人間はもちろんのこと、成功者、偉人と呼ばれる人も、私たちと同じ人間であり、特別な存在ではないのです。
成功者と呼ばれる人たちは、面白く楽しみながら努力を積み重ねてきたに違いありません。
野球のイチロー選手も、相当の練習、努力を積み重ねてきたわけですが、苦しみ、つらさに耐えながら練習を続けてきたわけではありません。
毎日、当たり前のように、楽しみながら、明るく良いことを考えながら、練習を続けてきたに違いありません。
なぜなら、人間は誰しも、苦しいこと、嫌なこと、つらいことを続けることなど耐えられませんし、それを続ければ、身体的にも精神的にもおかしくなってしまうからです。
苦しみやつらさは、これ以上続けてはならないという危険信号とも言えます。
苦しみやつらいことに耐えることが努力だと勘違いしている人がいますが、努力とは、楽しみながら楽天的に行動するのが基本なのです。
努力の途中で、時々少しつらいことはあるかもしれませんが、それをずっと耐えながら継続するなんて間違っています。
やり方、方法を変えてみるなりして、楽しみながら行動するように心がけましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの行動実践についても、悩み苦しみながら、つらさに耐えながら活動するのはやめましょう。
できれば、楽天的に楽しみながら、明るく前向きな気持ちで取り組むことができればベストです。
悩み苦しみながら活動していても、自分自身がつらいだけですし、モチベーションも下がり、長続きできないでしょう。
ゲームをやっているような感覚で、楽しみながら活動しても構いません。
実際にそのように楽しみながら活動している人も、日本中、いや世界中にたくさんいます。
悩み苦しみ続けながら行動するなんて、無意味だということを意識しながら、今後も活動を継続していきましょう。