偉人、著名人

人を踏みつけたり、自分だけうまい目を見ようという考えではうまくいくものではない

人を踏みつけたり、自分だけうまい目を見ようという考えでは、うまくいくものではない。
by 内藤國雄

あなたは、人を踏みつけようとしたり、自分だけが得をしようと行動していませんか?

タイトルの言葉は、プロ将棋棋士 内藤國雄氏の言葉です。
人を踏みつけようとしたり、自分だけが得をしようとすることで、うまくいくわけがないと断言した深いメッセージですね。

私たち人は、目的や目標に向かって、実現できるように努力をするわけですが、人を踏みつけにしたり、自分だけが得をしようと企む人が現実には存在します。

フィギュアスケート選手で、ライバル選手の靴に細工をして、うまく滑られないように悪巧みをした女子選手がかつていましたが、ライバルを蹴落としてまで自分が上へ行こうと企むなんて愚の骨頂です。
スポーツ選手ならば正々堂々と戦うべきであり、相手が失敗するように細工をするなんて言語道断であり、相手を貶めようとする行動はもってのほかです。
また、最近は少しでも自分が優位に立とうと、ドーピング(筋肉増強剤)を多用するような自分本意な選手も多いのが実情です。

相手を貶めようとしたり、自分本意な行動は、決してうまくいくものではないことを強く認識してください。
そんなことをしてまで、もしも自分が勝ったとしても、本当に嬉しい気持ちになるのでしょうか?
後になって、そんな不正が明るみになれば、その人は地獄の底へ突き落とされますよね。

これはもちろん、スポーツの世界に限った話ではありません。
ビジネスの世界、日常生活においても同じことが言えます。
誰かを貶めようとしたり、自分だけが得をするような行動は、結局は後になって露見することが多いわけですし、自分だって心から喜べないはずです。
勝つことが目的ではなく、正々堂々と一生懸命に努力して、目標に向かって行動を続けていくことが重要なのです。
不正なことをしてまで勝つことに何の意味もないことを心得ておきましょう。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。

SDGsの活動においても、相手を貶めようとしたり、自分だけがうまい目を見ようとする行為は厳に慎まなければなりません。
だれかのSDGsの目標を批判したり、反対するような言動はもってのほかですし、やる気もないのに高い目標を掲げるような自分勝手な行為は、その人自身の価値を落とすことにつながることを意識しましょう。

私たちは、それぞれの自分たちの目標達成に向けて、堂々と胸を張って、誠実に行動を継続すればよいのです。
誰かを蹴落とそうなどと、愚かな行動は決してしないでください。

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