泣かないで、もう終わったんだから。笑おう、始まったんだから。
by ガブリエル・ガルシア=マルケス
あなたは、いつまでもクヨクヨと泣いてばかりいませんか?
タイトルの言葉は、コロンビアの作家 ガブリエル・ガルシア=マルケスの作品の中の一節です。
終わったことをいつまでもクヨクヨと泣くのではなく、新たなことを始めるために笑おうと述べた、私たちに元気と勇気を与えてくれるような素敵なメッセージですね。
私たちは失敗したり、恥をかいたりしたとき、悔しくて泣いてしまったり、落ち込んでしまうことがあります。
悔しい気持ちになることは仕方ありませんし、決して悪いことではありませんが、いつまでたってもクヨクヨと泣いてばかりいて、それを引きずってしまうのは良くありません。
もう終わってしまったことをズルズルと引きずっていても仕方ありません。
終わったということは過去の出来事です。過去は取り戻せません。
だとしたら、気持ちを切り替えて、前へと進んでいくしかありません。
終わったということは、新しい時間が始まるということです。
新しい時間が始まるのですから、今度は笑って新しい時間を迎えようではありませんか?
済んでしまったことをいつまでもクヨクヨしてみたところで、何も変わらないことに早く気付いてください。
明日になったら、東の空から太陽が昇り、新しい一日が始まるのです。
そんな清々しい日を迎えるにあたって、泣いていても仕方ないのです。
さあ、あなたも、いつまでも泣いていないで、無理矢理にでも笑顔を作ってみてください。
少しは元気が出てきて、気持ちが少しずつ変化してくるのに気付くはずですよ。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動は、過去および現在における人間の過ちを少しでも改め、持続可能な社会を創り出そうとする活動ですが、過去の失敗や過ちをいつまでもクヨクヨと引きずっていても仕方ありません。
私たちにはもう未来しか残されていないのです。
いつまでも過去を引きずってばかりいても、良い未来は訪れません。
良い未来を創るために、今、何をすべきかを考え、実践していくことが重要で、過去にばかりとらわれていては、未来のための行動は何もできないのです。
私たちには輝かしい未来が待っていることを信じ、そのために何をすべきかを考え、実践していく。
泣くのではなく、笑いながら活動できるように努めましょう。