動物が完全に現れるのを待ってから槍を投げると、しっぽにしか当たらない。
byスワヒリ語のことわざ
あなたはいつもチャンスをつかむタイミングを見計らっていますか?
タイトルの言葉は、アフリカ東部のスワヒリ語のことわざです。
アフリカらしい、自然と人間との関係、そして生き方にも通じる素敵なことわざですね。
野生動物を捕らえようと茂みに隠れて待ち構えていて、動物が現れた時、動物の体が完全に現れてから槍を投げても、捕らえることはできません。
槍を投げるタイミングと、動物が逃げるタイミングには時間差があるので、動物がどの方向にどのスピードで逃げるかを的確に予想して槍を投げなければ、動物の体に矢を射ることはできないのです。
人生においても同じです。チャンスはいつ訪れるかわかりません。誰も気づいていない絶妙のタイミングの時、「今だ!」とすぐにつかまなければ、チャンスを逃してしまう。
早過ぎてもダメ、遅すぎたら他の人にチャンスを取られてしまいます。
チャンスをつかむためには、絶妙のタイミングと技術が必要になるというわけです。
そのためには、私たちは、チャンスをつかもうと、常に待ち構えていて、チャンスが訪れるのをじっと耐えて待つ必要があります。
ボーっとしていたら、いつまでたってもチャンスをつかむことなんてできないのです。
常に心構えとして忘れないようにしたいものですね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動は、普通に日常生活を送りながらも行動できることですが、単にボーっと生活しているだけだと、今までと何も変わらず、持続可能な社会を創り出すことはできません。
常にSDGsを意識しながら行動する必要があるということです。
例えば、車を運転する際にも、エコ運転を意識しなければ、いつも通りの運転をしてしまうでしょうし、「短距離なら歩こう」という意識すらも感じることはないでしょう。
電気をこまめに消す行為や、節水をする行為も、普段から意識していなければ、いつも通りの行為を繰り返してしまうはずです。
今回の名言は、チャンスをつかむためには常に意識しなければならないという教訓ですが、SDGsの活動もチャンスをつかむことと同じで、常に頭の中で意識していなければ行動できないのです。
心構えとして、常に意識しておくようにしてください。