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言葉は翼を持つが、思うところに飛ばない。by ジョージ・エリオット

言葉は翼を持つが、思うところに飛ばない。
by ジョージ・エリオット

あなたは、言葉を選んで発していますか?

タイトルの言葉は、イギリスの小説家 ジョージ・エリオットの言葉です。
言葉は翼を持つが、思うところには飛ばないと、シンプルですが、胸に突き刺さるような深いメッセージですね。

私たちが普段使っている言葉には「翼」がついています。
自分の口から発せられた言葉は、宙を舞い、まるで翼があるかのように、どこかへと飛んでいくのです。
たとえ、特定の一人に向けられた言葉であっても、他の人がそばで聞いているかもしれませんし、相手が他の誰かにしゃべってしまうかもしれません。
つまり、自分の口から発せられた言葉は、相手の耳に届き、それが宙を舞っていき、どこかに飛んでいってしまうというのは紛れもない事実です。

一人の部屋で、まるで独り言のように言葉を発するだけなら、誰の耳にも届かず、何の影響もないかもしれません。(隣の部屋に筒抜けだったり、盗聴器が仕掛けてあれば話は別ですが)
しかし、言葉が相手の耳に届いた以上、その言葉はもう誰にもコントロールすることができなくなります。
自分自身が発した言葉とはいえ、自分自身もコントロールできなくなるのです。
これは文字も同じです。
文字だと、言葉が目に映る形で残ってしまうので、なおさらコントロールできなくなります。

言葉は、一度発してしまうと、取り返しがつかない事態に陥ってしまう恐れがあります。
他人の悪口や不平不満、罵詈雑言を言葉として発してしまえば、それが独り歩きし、誰も制御できないばかりか、発した本人の人格まで周りの人に決めつけられてしまいます。
「あの人はあんなことを言うひどい人間だ」と。

言葉、文字の恐ろしさを意識した上で、自分の言葉には責任があるということを常に考えながら、今後も生きていきたいものですね。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。

SDGsの活動をしていると、周りの人々から批判めいた言葉を投げつけられたり、無駄な行動だと反対されたりすることがあります。
しかし、私たちはそんな人たちの言葉に惑わされないようにしてください。

そうした人たちは、未来の地球や人類のことを全く考えていないばかりか、自分のことをさしおいて、他人の批判ばかりしている人たちです。
そんな人たちを尊敬、信頼できるはずもなく、そんな言葉を気にする必要などまったくないのです。

そして、私たちは、そんな人たちに向けて、反論したり、批判する必要もないのです。
言葉にはエネルギーがあり、相手の耳に届けば、相手はSDGsにますます批判的になり、協力してくれなくなることでしょう。

言葉には力があり、取り返しがつかなくなることを強く認識し、SDGsの活動にも活かしていければいいですね。

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