食の狂いが体を狂わす。考え方を狂わす。あらゆることに影響する。体の健康も食から来る。
by 福岡正信
あなたは、バランスの取れた栄養ある食べ物を摂っていますか?
見出しの言葉は、農学者 福岡正信氏の言葉です。
私たちが幸福に生きるためには、食が最も大事であることをわかりやすく述べた深いメッセージですね。
私たち人は、至極当然のことながら、食べなければ生きていけません。
人だけではありません。
あらゆる生き物は、栄養あるものを体に取り入れなければ、生命を維持することはできないのです。
私たちが生きていく上で、食べることが最も重要であることは間違いないでしょう。
しかし、食べ物であれば何を食べてもいいというわけではありません。
農学者の福岡正信先生は、どんな食生活をするかによって、人生のあらゆることに影響すると述べているのです。
まずは健康です。
健康を保つためには、栄養のあるものをバランスよく摂らなければ、病気になったり、体調を壊してしまいます。
また、塩分や脂肪などはある程度は体に必要ですが、摂り過ぎれば、やはり体調を壊す原因になるわけであり、何をどれくらい食べるのかは、きちんと考えなければならないわけです。
また、誤った食生活を続けていくと、考え方や感情をも影響を受けてしまうことがあります。
つまり、脳の働きにも影響を及ぼすということです。
場合によっては、ストレスが溜まったり、怒りっぽくなったり、うつ状態になってしまうこともあるわけで、食の狂いが考え方や感情にまで悪影響を及ぼすことがあるのです。
人が幸福に生きていくためには、正しい食生活が必要なことは間違いありません。
幸福のみならず、人が社会で活躍したり、成功するためには、健康であり続けることが重要であることは言うまでもありません。
そのためには、正しい食生活を送ることが最も重要であることは、言わずもがなであり、誰もが知っていることだと思います。
しかし、乱れた食生活を送っている人も世の中にはたくさんいます。
自分の健康を維持するためには、ただ自分の好きなものを食べればいいというわけではないのです。
正しい食生活をして健康を維持しながら、幸福な人生を歩んでいきたいものですね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの目標の中にも、食に関する目標が掲げられています。
目標2の「飢餓をゼロに」、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」などです。
地球と人類を持続可能な社会にするためには、やはり食が重要であることを、SDGsの中でも謳っていると言うわけです。
私たちが生きていくためには、食が最重要であることは前述しました。
私たちは改めて、食糧の確保について考え直す必要に迫られています。
例えば、日本国内ではフードロスや食料の廃棄問題などが課題になっていますが、世界では食糧不足で困窮している地域が数多くあるのも現実です。
また、日本は食料自給率が低いことでも知られています。
どうすれば、飢餓がなくなり、食糧不足が解消できるのか、改めて考えてみる必要があるのです。