お金が人を幸せにすると思っている人たちは皆お金を持っていない。
by デヴィッド・ゲフィン
あなたは、お金持ちになりたいですか?
タイトルの言葉は、アメリカの映画プロデューサー デヴィッド・ゲフィンの言葉です。
お金が人を幸せにすると思っている人は、皆お金を持っていないのだと述べた深いメッセージですね。
人が幸せになるためには何が必要か?
人間にとっては究極のテーマですね。
私たち凡人は、お金さえあれば人は幸せになれると思っています。
有り余るお金さえあれば、欲しいものは全部手に入るし、世界中どこへでも行けるし、好きなことを全て叶えられるのだと思い込んでいます。
しかし、お金さえあれば人が幸せになれると思うのは、あなた自身がお金がないからそう思い込んでしまうのです。
本当のお金持ちの人は、お金が人を幸せにするなんて全く思っていないのです。
なぜなら、本当のお金持ちこそ、お金に苦労したり、人間関係に悩んだりして、苦労している人が多いからです。
例えば、会社の中で一番お金持ちなのは誰でしょうか?
言うまでもなく、トップである社長ですよね。
社長が幸せかと問われれば、決してそうとは限らないはずです。
社長という立場になれば、会社や従業員を守らなければならない使命や責任が重くなり、身体的にも精神的にも苦労することになります。
他の従業員よりも収入は多いでしょうが、そのお金を自由に使えるはずもなく、遊び呆けるわけにもいきません。
また、お金の使い道にも限度があり、何にどう使おうか悩ましく苦しむことになります。
つまり、収入が多いからといって幸せとは限らないのです。
世の中には、親のお金で毎日遊び呆けているような人がいるのかもしれませんが、そんな人が本当に幸せかどうか考えてみてください。
毎日、自分の好きなことをして、好きなものを手に入れたとしても、そんなことはいつか飽きてしまいますし、長続きしないのです。
人は誰かの役に立っているという意識があるからこそ、充実感を感じることができるわけで、お金を無駄遣いしても、豊かさや充実感を感じることはできないのです。
毎日仕事もせずに、ブラブラと遊び呆けているような人間が、人から信頼、尊敬されるはずもなく、きっと白い目で軽蔑されているに違いありません。
社会貢献することなく、誰にも信頼されずに、周りから軽蔑されるような人間が本当に幸せなはずがないのです。
幸せとは、お金で買えるものではないのです。
あなたにとっての幸せとは何ですか?
改めて考えてみてください。