一将功成りて万骨枯る。
(いっしょうこうなりてばんこつかる)
by 日本のことわざ
あなたは、自分の成功を自分一人の力だと過信していませんか?
タイトルの言葉は、日本のことわざです。
このことわざの意味ですが、一人の将軍が輝かしい功名を立てた陰には、戦場に屍を晒す多くの兵士の犠牲があった筈である。功名をいたずらに指導者だけのものとするものではないということです。
私たちは、何かの大会で良い成績を収めたり、大きな目標や夢を成し遂げることがありますよね。
もちろん、そんな人達を目にすることも多いわけです。
例えば、スポーツの大会で優勝したり、音楽や美術のコンテストで金賞を得たりするなど、一人の人間が良い成績を収めることがあります。
また、長年夢だったことや、努力してきたことが実を結び、みんなから称えられることもあります。
そんなふうに成功体験や良い成績を収めることができた背景には、本人が失敗や挫折を繰り返しながらも、一生懸命に努力してきた結果であることは間違いありません。
しかし、本人一人だけの努力ではないことは決して忘れてはいけないのです。
スポーツの大会であれば、選手を指導し、支えてくれた監督やコーチの存在が欠かせませんし、一緒に頑張ってきた選手、仲間の存在も大きかったに違いありません。
また、本人を影で支え、応援してくれた家族の存在も無視できないはずです。
もしも、優勝できたことを、自分一人の力だと過信し、支えてくれた監督や仲間、家族の存在をないがしろにするような言動をしたとしたら、そんな人は信用を失うばかりか、たちまち能力が落ちていってしまうことでしょう。
一人の人間が、どんな大きな功名を立てようとも、どんな大きな夢を叶えようとも、決して本人一人の力ではないことを決して忘れてはいけないのです。
周りにいる多くの人達の支えがあったからこそ、自分がそれを代表して功名を手にしただけのことなのです。
優勝インタビューなどで、自分一人の力ではなく、コーチや家族のおかげだと感謝の気持ちを述べる選手の姿を見ることが多いわけですが、それは本人の努力とともに、周りの大きなサポートが目に浮かび、感謝の気持ちがあふれてくるからだと思います。
また、周りへの感謝の気持ちが大きいからこそ、優勝できたとも言えるのです。
これから先、自分自身が功名を立てたり、夢を叶えられることがあったとしたら、それは決して自分一人の力ではないことを意識し、周りの人への感謝と敬意の気持ちを忘れないようにしてください。
