一度の説明で済む知識に、本当の力は宿らない。
by ランド・J・スピロ
あなたは一度聞いただけで、わかった気になってはいませんか?
タイトルの言葉は、アメリカの心理学者 ランド・J・スピロの言葉です。
一度だけの説明で済んでしまった知識には、本当の力は宿らないのだと述べた深いメッセージですね。
私たちは、一度見たり聞いたりしただけで、わかった気になってしまうことがありますよね。
もしも、他の人が一度では理解できなかったり、何度も説明を求めたりする姿を見ると、もしかしたら自分は頭が良いのかもしれないと思ってしまうかもしれません。
もしも、自分は一度見聞きしただけで、理解できたと思っているのであれば、それはあなたの勘違いであり、決してあなたが頭が良いわけではないことを理解しましょう。
例えば、仕事のやり方について、上司から教えてもらうことがあったとしましょう。
その際、一度だけの説明でわかった気になってはいけません。
上司が丁寧に説明してくれたとしても、その一度だけで全て理解できたなどと思い込んではいけないのです。
仕事のやり方を教わったということは、あなたはその作業を生まれて初めて実践するということになります。
だからこそ、仕事のやり方を教わったわけです。
だとすれば、そのやり方には独自のやり方や注意事項があるわけで、もしもそのやり方を間違えれば、取り返しのつかない事態にもなりかねませんし、場合によっては、あなた自身が怪我をしたり、事故を起こしてしまう危険性だってあるわけです。
したがって、一度聞いただけでわかった気になってしまうのは、とても危険で無謀なことだということを知りましょう。
また、何をするにしても、一度だけで理解できるなんて困難です。
理解できたと思っているのでしたら、それは単なる浅い知識であり、とんでもない勘違いであることを理解すべきなのです。
これは仕事に限らず、趣味や娯楽、地域活動など、何かの説明を受けた場合には、一度の説明だけでわかった気になるのはやめましょう。
何をするにしても、一度見聞きしただけでは、その本質を見極めることなど不可能です。
何度も繰り返し実践したり、長い期間継続することで、知識が深められたり、技術が向上するのです。
もしもあなたが、一度だけの説明でわかった気になっているとすれば、それはあなたは頭が良いのではなく、むしろその逆で、物事の本質を何もわかっていない愚かな人間だということになるのです。
一度だけの説明で理解できることなんてほとんどありません。
表面的に理解したと思い込んでいるだけで、本当は何も理解していないのです。
そのことだけは忘れずに、何度も繰り返すことで本当の知識、技術を得ることができることを意識しましょう。
