土地がよければ道路が悪い、国がよければ人が悪い。
by 北欧のことわざ
あなたは今の社会、周りの人に満足していますか?
タイトルの言葉は、北欧に伝わることわざです。
すべてが完璧で満足できる場所や人など存在しないのだという教訓を述べた深いメッセージですね。
もしも広大で肥沃な土地があったとしたら、その場所に大きな道路を造ろうとは誰も思いません。
もしも国が豊かで福祉が充実していれば、その国の人々は一生懸命に働こうとはせずに、皆、怠け者になってしまいます。
つまり、完璧でみんなが満足できる場所や人など存在せず、どこかに問題や欠点があるものだということを表現していることわざなのです。
私たちが生きているこの社会が、もしも働きもせずに、生きていけるとしたら、誰も一生懸命に働こうとか、社会のために貢献しようなどと考える人はいないでしょう。
現代社会においては、働きもせずに無職であれば、収入もなく、私たちは生活することができません。
そんな人は、周りの人々からは軽蔑され、肩身の狭い思いをするに違いありません。
しかし、親兄弟が養ってくれて、自分は収入がなくても生きていける立場だったらどうでしょうか?
毎日働くことがバカバカしくなって、一生懸命に社会のために働こうなどとは考えもしなくなるでしょう。
私たちが生きているこの社会ですが、決して完璧で満足できるものではなく、欠点や問題点がたくさんあります。
欠点や問題点があるからこそ、私たちは努力してそれを改善しようと努めるのです。
私たちは子供の頃から一生懸命に勉強したり、大人の言うことを聞くようにしています。
大人になってからは、一生懸命に働いたり、社会に貢献しようと努めます。
なぜ一生懸命に勉強したり、働いたりするのかと問われれば、それはこの社会が完璧で満足できる社会ではないからです。
もしもこの社会が完璧で、すべての人が満足できる社会であれば、人は皆、遊び呆けて、誰も勉強しようとは思いませんし、誰も働こうとは思わないでしょう。
勉強なんてしなくても、働かなくても、普通に生きていけるからです。
したがって、私たち自身も、完璧を求めたり、全てに満足するようになってはいけないのです。
人間は満足してしまえば、それ以上は何も努力しなくなります。
不満があるから、それをなくそうと努力しますし、完璧じゃないから、もっと改善しようと努力するのです。
人間は問題点や欠点があるからこそ、どうすればそれを少しでも改善できるかを考え、行動できるのです。
世の中には悪い人間が存在するから警察や裁判所が存在します。
盗みを働く人間がいるから、人は皆、ドアに鍵をかけるのです。
一人では生きていけないから、人間関係を良くしようと努力するのです。
私たちは常に問題点や欠点を抱えているからこそ、生きていけることを改めて意識しながら、今後も生きていきましょう。
