本当の友達とは、世界中の全員が離れていくときに寄り添ってくれる人のことです。
by ウォルター・ウィンチェル
あなたの友人は、どんな人ですか?
タイトルの言葉は、アメリカのコラムニスト ウォルター・ウィンチェルの言葉です。
本当の友達というのは、自分が困っているとき、悪い状態のときに寄り添ってくれる人のことだと述べた深いメッセージですね。
あなたは心から信頼できる友人がいますか?
その友人は、あなたが悪い状態のとき、困っているときにどんなふうに接してくれますか?
私たちの周りにはたくさんの人がいるわけですが、多くの人が集まってくるような人もいれば、離れていく人、近寄ってこない人もいますよね。
例えば、大きな大会で優勝したり、優秀な成績を収めたりすると、その人に多くの人が集まってきます。
「この人にあやかりたい」とか「この人と話をしてみたい」と思い、できれば友人関係になってみたいと思うものです。
一生懸命に努力していても、良い成績を収めなかったり、実績がなかったりすると、周りの人からは見向きもされず、全く関心を持たれなかったのに、優勝した途端に人々が寄ってくるというのは、人間というのは何と身勝手で自分本位な生き物だとわかります。
そんな良い状態の時だけ、近寄ってくる人というのは本当の意味で友人とは言えないかもしれません。
本当の友人というのは、あなたが悪い状態、不調のときに寄り添ってくれる人なのです。
大きな失敗をしたり、絶不調のときに話を聞いてくれたり、ときには叱ったり励ましてくれるような存在の人こそが本当の友人と言えます。
良い状態のときだけ近づいてくる人というのは、単に人に自慢したいとか、話がしたいという自分本位な気持ちだけであり、相手を心配したり、心から信頼しているわけではないのです。
良いときも悪いときも寄り添ってくれる人こそが真の友人であり、信頼、尊敬できる人と言えるわけで、そんな友人こそ、大切にすべきです。
あなたの友人はどんな人ですか?
あなたのことを本気で心配してくれたり、励ましてくれる人こそ、心の友、真の友人なので、ぜひ大切にしてあげてください。