人の上に立つ者は自身の行いが正しいかを常に問わなければならない。
ｂｙ明治天皇
あなたは、常に自分の言動が正しいかどうかを見極めて行動していますか？
タイトルの言葉は、明治天皇のお言葉です。
原文は、「世の中の人の司となる人の身のおこなひよ正しからなむ」です。
この言葉は、人の上に立つ者に限らず、すべての人に心構えとして持っておきたい意識ですね。
世の中は、多くの人が集まって社会を形成しているので、ルールや規則が定められ、それを守ることによって穏やかな生活ができるわけです。
ルールを破る者があれば、社会から非難されるのみならず、厳しく断罪されます。
ルールや規則を遵守することは人として当然の義務ですが、人として平穏に幸福に暮らすためには、常に自分の言動に責任を持たなければなりません。
つまり、自身の言動が常に正しいかどうかを問いながら行動しなければならないということです。
正しいかどうかは、ルールや規則を遵守することに限った話ではありません。
例えば、会話をする際にも相手への配慮に欠ける言葉を投げかけてしまったり、不誠実な行動をすることがあるかもしれません。
また、虚栄心による見栄を張るような言動や、怠惰心によってやるべきことをサボったりするなどの行動をすることもあるかもしれません。
このような行動は、規則違反ではないかもしれませんが、人として正しい行動とは言えないはずです。
上に立つ者はもちろんのこと、人として豊かに充実した生き方をしたいなら、自身の言動が常に正しいかどうかを見極めて行動することが求められるのです。
SDGsは、２０３０年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsは、未来の地球と人類を守るための正しい行動を示した道標とも言えるものです。
世界中の人々が１７のそれぞれの目標を意識して行動すれば、持続可能な社会の実現が可能になるわけです。
私たちは、一人ひとりが自分の行動が正しいかどうかを自分自身に問いながら行動を起こせば、世界は必ず良い方向へと導かれるはずです。
常にそのことを意識しながら、行動を実践、継続していきましょう。
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