中傷は、うるさい蜂のようなものである。これを殺す確信がないならば、手を出してはいけない。さもないと、前よりもいっそう激しい突撃をくり返す。
byニコラス・シャンフォール
あなたは、他人からの誹謗中傷を気にしすぎていませんか?
タイトルの言葉は、フランスの劇作家でモラリストのニコラス・シャンフォールの名言です。
他人からの中傷を蜂に例えたユーモアで深い名言ですね。
私たちは、人生の中で他人からの中傷を受けることがあります。
特に、他の人とは違う行動をとったり、頑張って努力している最中に他人から悪口を言われる可能性があるのです。
しかし、たとえ自分に対して悪口を言われたとしても、それに反論したり、手を出したりしてはいけません。
そんなことをせずに、何も気にしていないふりをして、やり過ごすことが最も効果的だと言えます。
蜂は動くものに反応するので、追い払おうとして、へたに手を出したりすると、刺されて痛い思いをする可能性が高いのです。
それよりも動かずにじっとしていれば、そのうちいなくなり、痛い思いをせずにすむかもしれません。
他人からの中傷も同じなのです。
中傷する人は、相手が反応するのを面白がっているのですから、聞こえないふりをしていれば、そのうちいなくなります。
もちろん、自分自身が誰かを中傷するような真似はしないでください。
誰かを中傷することは、何の意味もない行動であり、誰も幸福にはなれないのです。
心得ておきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標を設定し、行動を実践していると、周りから中傷されることがあります。
「そんな目標は実現不可能だ」などと悪口を叩かれる可能性があるわけです。
しかし、そんな悪口を言っている人々は何も行動していない人々です。
一生懸命に努力している人は、他人の悪口を言ったりしません。
そんな人たちの悪口を気に病む必要はまったくないのです。
私たちは、未来の地球と人類のために、何ができるか、何をすべきかを真剣に考えて行動を実践、継続していきましょう。